スポーツは身体に悪いと私が前々からいっていたにも関わらず、スポーツという悪事に手を染める者が後を絶たず、とうとう自殺する者まで出てしまった。スポーツではなく、それにともなう『タイバツ』がいけなかったということに問題がすりかえられているようだ。市長ばかりがなんだかんだ言っているようだが、スポーツ関係者の言葉がない。「トックンもレンタイセキニンもタイバツも大事だ。勝つ為にはカントクやコーチやコモンに逆らうなんてトンでもない。スポーツとはそういうものだ」と本当のことを言わないのはなぜか。私が小学生の頃、担任の教師から、高校野球の強豪校として知られた某商業高校ではセーシンリョクの鍛錬としてハダシで日本刀の上を歩かせるという話をきいて、そんなカルワザかゴーモンみたいな世界はマッピラだと恐れを抱いた。テレビで放映されていたアニメではドカタの息子が父親によって鉄のバネを身体に喰い込まされ火のついたボールでノックを受けさせられるというギャクタイが根性ドラマと美化されていた。ドカタの息子は父の念願通りプロ野球選手になったが野球のやりすぎでカタワになったらしい。コンジョーとタイリョクでテキにカツのが人生の目標だなどとロクデナシのいうことだ。それらを反面教師として私はスポーツという悪事にに手を染めることなくブジに日を送っている。中学の頃体育の授業の持久走でちょっといいタイムを出してしまい選抜チームに入れられてしまったことがあったが、徐々にタイムを落としていくという計略で選手に選ばれないように努力した。自殺したマラソン選手もいたのだ。他人事ではない。まじめに思いつめてしまう人にはスポーツは向いていない。ノーミソがキンニクで出来ていて自分がコモンにタイバツを受けたらコーハイをイジメて鬱憤を晴らすような外道でなければスポーツの世界では大成できないだろう。自分はスポーツに向いてないと思ったらさっさと足を荒い、まっとうな人生を歩まなければいけない。さしあたり写真部にでも入って写真を撮り、ひとりで暗室に籠って自分が見たものと静かに対峙する生活などがお勧めである。私はそうして平和に生きてきた。尤も近頃は「写真甲子園」(何も考えてないことがまるわかりのこのネーミングは一体誰が考えたのだろう)などと称して高校生に集団で写真を競わせたりするスポーツまがいのイベントなどもあり、コモンのなかにはやたらコンテストに応募を勧めるヤカラもいるので注意は必要だが。クラブの予算が大会で成績に応じて配分されるというような、現在の社会のシステムに準じた方法であるから、文科系のクラブにも成績が求められ、文化芸術学問までがスポーツ化してゆく傾向を見せている。われわれはスポーツに代表される弱肉強食の動物生活から未だに抜け出せていない。むしろ、このところの不況で、その傾向は加速されているようだ。われわれは万物の霊長を目指していたのではなかったのか。闘争を繰り返す下等動物のような人生でいいのか、勝たなければならない相手は他者ではなく自分自身ではないのか。人類よまだ間に合う。
虚空画廊に新作写真『円錐物語』
虚空文庫に新作物語『霧の海』
巡礼記201209〜
120901 『阪神・別府航路開設100年記念企画展 別府へ』 なにわの海の時空館
120908 『Space,
Illusion, Emptiness』 Jerzy Olek Gallery Kai 『国際写真プロジェクト Seeing Oneseif(自己を見つめて)日本展』 銀杏菴 『標景』 菊池一郎 大阪Nikon
Salon 『呼び止められて』 ニッコールクラブ奈良支部 ニコンサロンbis大阪 120915 『平成12年度文化祭』 大阪府立港南造形高校 120916 『駅で待っている』 うらたじゅん トランスポップ・ギャラリー
120922 『マトマニ』 西岡潔 大阪Nikon
Salon 『帰化植物』 杉澤直哉 大阪Nikon Salon 120929 『妄葬展』 佐藤友基 Gallery
&DarkRoom LimeLight 『HEARTFULL CONCERT〜2012〜あなたに届けよう! 勇気+1』 四条畷南中学校吹奏楽部 四条畷市市民総合センター大ホール
121006 『約束の地』 亀井吾郎 画廊喫茶エコー
121007 『息を紡ぐ』 岡野直子 『あしあと』 庄司美佐 Gallery
& DarkRoom LimeLight
121014 『SPECTRUM』 Palla/河原和彦 Gallery Kai 『TRIP』 竹村稔 SoHo
art gallery 『AESTHETIC〜耽美写真家の日常〜』 中村きょう、村田兼一、谷敦志 アートスペース亜蛮人
121018 シルビア・クリステル没60歳
121020 『Be
Creative Festival 2012』 大阪府立江之子島文化芸術創造センター 『潮田登久子展』 Port Gallery T 『新潟小樽・浮遊』 鈴木郁子 Gallery美0
121020 『第10回 けんとくらぶ写真展』 ギャラリー・DOT 121027 『第64回 正倉院展』 奈良国立博物館 『下村明彦ライブ』 夢風ひろば
121103 『大阪チェロアンサンブル・mille 第2回 定期演奏会』 クレオ大阪中央 大ホール
121104 『大東市民文化祭』 コーラスのつどい/合唱/吹奏楽演奏/市民ギャラリー展示
121110 『砂漠の薔薇』 辻まゆみ 『周波数』 勝山信子 Gallery
& DarkRoom LimeLight
121111 『大阪シティオーケストラ 第9回 定期演奏会』 サーティホール多目的小ホール
121117 『nature
insid』 向山潔 番画廊 『をちにや』 c355p001/踏子 乙画廊 『アウト・オブ・フォーカス』 ジョミ・キム Port
Gallery T 121118 『4人のしごと+GUEST』 横澤豊/多羅間拓也/吉行敏和/中村隆/中村美知生(GUEST) MARONIE
SPACE 5 『木内小織展』 MARONIE SPACE 4 『ステンドグラス エトセトラ』 鐘ヶ江美帆 ギャラリーマロニエ 3F 『new
model exhibition』 飯田真人 同時代ギャラリー 『浅川朗 銅版画展』 まるごのギャラリー 『丸木俊 生誕100年展 丸木位里・俊・スマ 三人の絵画』 ギャラリーヒルゲート 『神産みの地で生まれたものは』 長谷川宏亮 Gallery
・DOT
121124 『エル・グレコ展』 『なかそら−空中空−』 宮永愛子 『コレクション 70年代日本の美術−「もの派」を中心として』 国立国際美術館
121125 『近世大東の村落−「河合家文書」から見える三箇村−』 大東市立歴史民俗資料館
121201 和多利志津子没80歳
121202 『街はフルムード〜very
best of ソコラヘブン 2012〜』 野間靖子 ギャラリーアビィ
121205 デイブ・ブルーベック没91歳
121209 『鬼海弘雄写真展 PERSONA、東京ポートレイト、インディア、アナトリア』 伊丹市立美術館 『芭蕉と江戸の俳諧』 柿衛文庫
121215 『クリスマスコンサート2012』 大阪産業大文化会吹奏楽部 サーティホール 『大阪府「現代アートの世界に輝く新星」発掘プロジェクト第1回公募展優秀賞受賞者作品展』 サーティホール1階市民ギャラリー
121216 『How
are you, PHOTOGRAPHY? 』 ギャラリーマロニエ、同時代ギャラリー 『甘い生活』 中村きょう・坪口恍弋 ライト商會三条店 『2013年写真ひめくりカレンダーVOL.14』 西川和利 Gallery・DOT 『大谷大学写真部・冬部展』 ギャラリエ・ヤマシタ
121223 『キノコの森のUpskirt
Voyuer 出版記念展』 村田兼一 乙画廊 『How are you, PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーマロニエ/ヤマモトギャラリー/ギャラリーカト/ライト商會三条店 『地球の記憶』 龍田龍也 ギャラリーカト
121226 ジェリー・アンダーソン没83歳
121229 『レ・ミゼラブル』 トム・フーパー監督 梅田ブルグ7
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