此れまでの表紙2

2006年9月〜2017年10月


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さて
『この世界の片隅で』
映画館では夜の上映だけになっていたりしてどうしようかと思っていたら
ナワテ教育映画社がサーティホールで上映会を開いてくれたので
お得な値段で鑑賞できました

『漫画』らしい絵柄のアニメーションなのに実写映画よりも
『リアル』
でした
これはいったいナンなのでしょうか
頭の片隅でずっと『この世界の片隅で』について考えていました

その後
五島列島沖で終戦後に海没処分された旧海軍の潜水艦が見つかったという報道で
私は昔見たアル映画のことを思い出しました
それは
『アナザーウェイ D機関情報』
という映画です
( 1988年日本スイス合作)

太平洋戦争末期に核兵器開発に必要な原料の買い付けを命じられた海軍士官が潜水艦(伊51)でドイツへ渡ります
その
映画に登場した潜水艦を見て
わたしは映画館の椅子から転げ落ちそうになりました
画面には
旧海軍の潜水艦とは似てもにつかぬカタチをした海上自衛隊の現代的な潜水艦
(たぶん SS567 まきしお)
が映っていたからです

邂逅地点に到着し
主人公をドイツの船に乗り移らせた後
潜水艦は連合国側の攻撃を受けて
沈められてしまいます
主人公を逃がすための囮となって敵艦に突撃する潜水艦の艦橋で高橋英樹演ずる艦長が熱演していますが
わたしには残念なコントのように見えました

1940年代の海に1970年代の潜水艦が浮んでいるのです
その後の欧州ロケ部分では古いカタチの自動車や町並みにも配慮されていたようですが
わたしは椅子から転げ落ちたまま
ついに この『物語』に入り込めませんでした

この映画の製作者たちにとって
映画の『リアル』
とは
どのようなものだったのでしょうか
海外ロケや有名外国人俳優に費用がかかるから
潜水艦のオープンセットは組めない
海上自衛隊が協力してくれるから潜水艦のシーンはロケで特撮もそれにあわせて作る
というオトナの事情があったのでしょう
さらには
ベニヤ板で作り物のセットを組むより実物の潜水艦でロケをしたほうが
『リアルじゃん』

積極的に考えていたのかも知れません
上映時に買ったパンフレットの中で
原作者も解説者も
たとえ「ヘンだ」と思ったとしても立場上ここで悪口を書くわけにも行かないのは当然なので
「実物の迫力」
「迫真の海戦シーン」
「映画ならではの迫力とリアリティ」
な どとウマイこと書いています
掲載されている写真もスチールは海自の潜水艦
表紙とイメージ画像は終戦後アメリカ軍に接収される際に撮られた伊400という
物語にはまったく関係のない潜水艦の写真を加工したものと
特撮スチールが混載されておりみればみるほどわけがわからない世界を作り出していますが
結局
この映画に関わった多くの人の誰一人として
「潜水艦のカタチがちがう」
ことを問題だとは思わなかったのか
たとえ思っても 問題提起することができなかったのでしょう
そして映画を見た人びとも潜水艦のカタチに違和感を抱くこともなく映画を楽しんだのでしょう
実際上映館でも
椅子から転げ落ちたのはわたしだけだったようです
あるいは
映画の作り手も鑑賞者も含めて潜水艦に対する認識が
実在のドイツ派遣潜水艦伊50もイメージ画像の伊400も海自のまきしおも同じカタチに見えるという
程度だったのかも知れません
例外的に
『1941』(1979)でスピルバーグに潜水艦伊19のセットを作り直させた三船敏郎や
(とはいえ実際の伊19とはカタチが違うのですが)
『トラ・トラ・トラ!』(1970)で実物大の戦艦と航空母艦のセットを作った黒澤明 のような人もいたのですが
結局彼は監督を降ろされて
その後出来上がった映画は
彼の残した戦艦も空母も素晴らしい存在感を示したものの、
落下増槽をつけたまま空中戦をする戦闘機や
空母の艦橋の位置が場面ごとに変わってしまったりするヒヤヒヤ感も味わえる
おおらかな超大作となったのでした
一般にこのころの映画に求められていた『リアル』の方向性は
『D機関情報』程度の「それなりの雰囲気をつくる」というものだったということなのでしょう

時代は変わりました

みるひと に違和感を覚えさせるような
適当な時代考証や設定は以ての外

ひとつの世界を作り上げる者は
予算と時間の可能な限り細部にまで心を配れ


『この世界の片隅で』
はわたしに教えてくれました



虚空画廊に写真『いきかえり2014』

虚空文庫に物語『カミナリ小僧は走るために生まれてきた』


巡礼記 201701〜201710

170121 『マルノナカ』 中西圭 多羅信綱 +1art
      『大阪版画百景』 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
      『BIRD OF PARADISE』 BEATS GALLERY
      『カプリコーン』 ホイキシュウ コビーツ

170128 『日々』 ゴトウ コウジ  BEATS GALLERY
      『最近の写真』 okajimax コビーツ
      『カレンダー2017展』 Gallery & Darkroom LimeLight

170208 土屋嘉男没89歳

170211 『白図』 山下裕美子 +1art
      『版画工房 N組 MINI-PRINT 版画展』 楓ギャラリー

170212 『アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国』 兵庫県立美術館

170219 『第13回 Sweet Concert』 大東ウインドオーケストラ サーティホール

170304 『少女手帖』 うらたじゅん トランスポップ・ギャラリー

170311 『バベルの迷宮』 伊豫田晃一 高松ヨク ワイアートギャラリー

170318 『エアリウム』 浮川秀信 +1art

170325 『〜enigmatic flower〜てらおなみ×集治千晶 二人展』 乙画廊

170331 安冨信哉没73歳

170401 『林千絵 個展』 ワイアートギャラリー
      『妖精の書』 山下陽子 ギャラリーロイユ
      『忠田愛 個展』 ギャラリー歩歩琳堂

170405 加川良没69歳

170408 『北村英治 米寿記念・バースデー・スペシャル・コンサート』 ザ・シンフォニーホール

170415 『WM painting works』 中島麦  +1art
      『中島麦 オープンスタジオ』 谷6アトリエ
      『すぷりんぐはずかむ! 4artists, 4aspects』 谷6アトリエ2階
      『幻想の書架を抱いて』 アルフォンス・イノウエ、杉本一文、林由紀子、宮島亜紀 ワイアートギャラリー

170422 『ハンマーを持つ者には、すべてが釘に見える』 兒嶌秀憲×橋本大和 solaros
      『SOLID AND SHADOW』 生熊章浩・中野利彦 壹燈舎
      『Daido Moriyama Odasaku』 gallery 176
      『Utopie』 渡邊遊可 大阪Nikon Salon
      『Birth』 森川英里  大阪Nikon Salon

170502 『幾たびか春を度る』 ボジェナ・ホラッコバ、片桐功敦、田村尚子 マロニエ SPACE5
      『Jump so Blue』 室田泉 マロニエ GALLERY4
      『表地久美子展』 マロニエGALLERY3
      『第19回 毘沙門展』 gallery カト
      『あいまいのものがたり』 赤松玉女 ギャラリーヒルゲート

170507 坂野義光没86歳

170514 『石田有作 白磁展』 マロニエ SPACE5
      『a fairy breath』 ベ ジョン スン マロニエ GALLERY3
      『スペイン現代写真展』 マリア・サンチェス他 同時代ギャラリー
      『鴨川周遊』 甲斐扶佐義 ギャラリーヒルゲート 1階
      『花原淳子版画展』 ギャラリーヒルゲート 2階
      『ニセキョウト/モーレツデスロード』 逆柱いみり トランスポップ・ギャラリー

170520 『浪展』 浪華写真倶楽部 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
      『STREET BEETS』 BEETS GALLERY
      『タウラス』 ホイキシュウ コビーツ
      『屋根をふく』 あまのしげ×親谷茂 +1art
      『TOYOSAKI LOST AND FOUND 豊崎遺失物取扱所』 西川亮太・西脇衣織 gallery yolcha

170527 大阪写真月間 『写真家100人の一坪展』  
      富士フィルムフォトサロン大阪・ニコンサロンbis大阪・オリンパスギャラリー大阪・αプラザ(大阪)ギャラリースペース
      『写真書簡(仮)』 阿部淳 The Third Gallery Aya
      『Pretty Womam & Pantomime』 森山大道 ビジュアルアーツギャラリー
      『潮まかせ風まかせ』 久保圭一 大阪Nikon Salon

170528 『Vortex(渦流)』 中西學 Gallery ・DOT

170603 『内接/外接』 谷内春子・石橋志郎 +1art
      『ポートレイト』 Gallery Kai
      『榊原太郎のカートゥーン絵画展』
      『不思議な金属のいきもの展』 藤田有紀 あべのハルカス近鉄本店タワー館11階アートギャラリー
      『結界の美+かたち』 岩宮武二 キヤノンギャラリー大阪
      『新宿迷子』 梁丞祐 大阪にコンサロン
      大阪写真月間『写真家100人の一坪展』
      オリンパスギャラリー大阪・ビジュアルアーツギャラリー・ニコンサロンbis大阪

170604 『彼らの手に余る鉛筆たち−for Malalas』 野口ちとせ STREET GALLERY
      『ベルギー奇想の系譜』 兵庫県立美術館
      『Ordinary Miracle-photo exhibition』 sophie × shihiro birdie photo gallery

170610 『大阪写真月間2017ハイスクールフォトアワード』 ニコンサロンbis大阪
      大阪写真月間『写真家100人の一坪展』 キヤノンギャラリー大阪
      大阪写真月間『私のこの1枚』 イロリ村 [89]画廊
      『関西大学写真部デジタルパート二回生展』 89アルファ
      『大正時代の蔵書票と明治・大正の絵葉書』 ワイアートギャラリー
      『PARK CITY』 笹岡啓子 The Third Gallery Aya
      『光と影』 兒嶌秀憲・田浦ボン  Gallery & Darkroom LimeLight

170618 『第33回 定期演奏会 UNITED KINGDOM』 大阪産業大学文化会吹奏楽部 サーティーホール

170624 『大阪町めぐり 安治川と天保山』 大阪歴史博物館
      『久乗しのぶ 日本画・ミクストメディア展』 ワイアートギャラリー
      『夜行大阪』 BEETS GALLERY

170702 『タコテン』 Shop & Galleyr 花音
      『深海古代生物展』 芝田町画廊
      『アインモスニ』 兒嶌秀憲 ギャラリー・アビィ

170708 『写真素志』 友長勇介 gallery 176
      『SELF』 大阪芸術大学写真学科大西・吉川ゼミ写真展 Gallery 美0

170714 『日本海』 百々俊二 大阪ニコンサロン
      『Don't Blink ロバートフランクの写した時代』 ローラ・イスラエル監督 シネリーブル梅田

170715 マーティン・ランドー没89歳

170722 『LOVE vol. ?』  Shu Konishi ワイアートギャラリー

170729 『この世界の片隅に』 片渕須直監督 サーティーホール

170807 中島春雄没88歳

170813 『第25回企画展 海底の戦艦大和−呉市潜水調査の成果−』 大和ミュージアム

170909 『閑寂 最も美しいひとがた』 中嶋清八 ワイアートギャラリー

170916 『第15回 けんとくらぶ写真展』 Gallery ・ DOT

170918 『第36回 定期演奏会』 四條畷吹奏楽団 四條畷市市民総合センター内市民ホール

170923 『FOTO SQUARE photo exhibition』 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
      『SPACE GALAXY DARKROOMERS 写真に写っているものがすべてです』 GALLERY & DARKROOM LimeLight
      『エッチングの光と闇 坂東壮一と謝敷ゆうり展』 ワイアートギャラリー

171009 『第7回 定期演奏会』 大阪チェロアンサンブルmille 豊中市立文化芸術センター
      『つながる彫刻展』 冨長敦也  豊中市立文化芸術センター
      『写真史(仮) 金村修、タカザワケンジ展』 gallery 176

171014 『RONDO/通路と絵画』 岡芙三子・東畠孝子 +1art
      『齋藤修 山野草の木口木版画展』 ワイアートギャラリー


 


 

某映画雑誌の2016年ベスト・テンの第2位が
自分が夏に観に行った『シン・ゴジラ』と報じられ、
感慨深いものがありました。

これまでに観たゴジラ映画の中で
最もダサい「対ゴジラ兵器」が登場するにも関わらず
その兵器によるゴジラと人びとの闘いに深い深い感動を覚える作品でした。

あの
東日本震災後の原発事故の対応に
「何故スーパーXを出動させないのか」
と思った大きいお友達は少なくなかったと思います。

スーパーXは
1984年の『ゴジラ』に登場し、新宿において
ゴジラにカドミウム弾を打ち込んで行動不能にすることに成功した
陸上自衛隊首都防衛移動要塞 T-1号のことです。

また1995年の『ゴジラvsデストロイア』には
後継機のスーパーX ?が登場し
ゴジラのメルトダウンを阻止するために
来年度予算分の搭載兵器まで撃ち尽くすほどの
活躍を見せました

しかし

現実の

あの原発事故の時に
我われが見たのは
床に鉛の板を敷いただけのヘリコプターからの
効果があるのかどうかも解らない
けれど
必死の放水でした

その
現実を見てしまった我われは
どんな『ゴジラ』を創り得るのか

天才科学者や人間離れしたヒーローや
ご都合主義な秘密兵器が登場する物語を
嫌というほど見て育ってきた
自分と同年代の人びとが
主要なスタッフとなった
『シン・ゴジラ』は
こういったのです

「目の前にある現実を今あるもので何とかしのげ」


2017年1月記


追記
ベストテン第1位は『この世界の片隅に』でした
映画に描かれた呉の町を見たら
それだけで自分は泣いてしまうに違いないと思い
まだ観ることができません

このお話はまたいずれ


巡礼記 20160603〜201701

160603 長谷川小四郎没

160604 大阪写真月間 キヤノンギャラリー梅田、ビジュアルアーツギャラリー、ニコンサロンbis大阪
               オリンパスギャラリー大阪、富士フィルムフォトサロン大阪       
      『中村ちとせ銅版画展』 2kw 58
      『多鹿真紀展』 2kw gallery
      『大阪を探せ、大大阪展。大阪環状線沿線』 ソママサハル他 BEATS GALLERY
     
160605 『逆柱いみり RE-MIX』 トランスポップギャラリー
     
160611 『写真展45』 兒嶌秀憲 田浦ボン Gallery & Darkroom Limelight
      大阪写真月間 『ハイスクールフォトアワード2016』 ニコンサロンbis大阪
      『現在を生きる』 高田啓一 大阪Nikon Salon
      
160618 『水無月』 ホイキシュウ BEATS GALLERY
      『光源の島』 東松照明 大阪Nikon Salon      

160619 『特別展 生命大躍進』 大阪市立自然史博物館

160626 『大阪を探せ、大大阪展。夜行大阪』 BEATS GALLERY
      『10の扉』 Gallery Solaris
      『大大阪展Stage4 チン電の走る町』 壹燈舎
      『ボツ展3』 ギャラリーアビィ
      『チン電の走る町』 Gallery & Darkroom Limelight

160806 『シン・ゴジラ』 イオンシネマ四條畷 スクリーン6

160810 『Borei keila−土地奪われし女性たちの闘い−』 高橋智史 大阪Nikon Salon
      『Its』 森田晃博 ニコンサロンbis大阪 

160812 『第24回企画展 呉の人びとと戦艦大和の記憶−写真でつづる呉海軍工廠と市民生活』
      『初代「大和」と小野浜造船所』 大和ミュージアム
     
160827 『ダリ展』 京都市美術館
      『あの時みんな熱かった! アンフォルメルと日本の美術』
      『七彩に集った作家たち』 
      『《水俣》シリーズ』 W・ユージン・スミス、アイリーン美緒子・スミス 京都国立近代美術館
     
160903 『アルフォンス・イノウエと中嶋清八展』 ワイアートギャラリー
     
160918 『back to basics』 兒嶌秀憲×橋本大和 Gallery & Darkroom Limelight
     
160919 『四條畷吹奏楽団 第35回定期演奏会』 四條畷市市民総合センター内市民ホール
     
161002 『水とひかりをからだにまとひ』 石川文子 ミリバールギャラリー
      『多摩川 Tama River 1970-1974』 江成常夫 大阪Nikon Salon
      ネビル・マリナー没 92歳

161009 『第14回 けんとくらぶ写真展』 Gallery・DOT

161015 『きおくの輪郭』 山下裕美子 京都陶磁器会館2Fギャラリー
      『水の器について/山ノ内浄水場』 三木由也 gallery Main
      『蒼い人形展』 京都ライト商会三条店
      『第1回 京都帆船模型倶楽部作品展』
      『大垣禎三展』 ギャラリーヒルゲート 

161016 『大阪チェロアンサンブル mille 第6回定期演奏会』 クレオ大阪中央大ホール
      『体験の副旋律』 GUP-py +1art

161021 『同じ窯の位相』 京都造形芸術大学美術工芸学科造形コースセラミック工房 ARTZONE

161023 『写真祭』 神戸アートビレッジセンター

161029 『イメージの永劫回帰−三塩佳晴Exhibition』 ワイアートギャラリー
      『泳ぐ夜 其の弐』 松本コウシ 大阪Nikon Salon
      『企画展 Gelatin silver ラヴ』 Gallery & Darkroom Limelight

161103 『惑星E』 野口ちとせ +1art
      『interference/コンタクト』 兒嶌秀憲・藤田莉江 Gallery & Darkroom Limelight
      『Creepy』 兒嶌秀憲 BEATS GALLERY
      『最近の写真』 okajimax コビーツ

161106 『光をすくう、時をうつす』 成田直子 木津川アート 山本邸
      『ウンダーカマー』 高石優真 木津川アート 旧JA倉庫

161112 『謝敷ゆうり展』 ギャラリー歩歩琳堂
      『約束されない海』 マンタム 乙画廊
 
161120 『蟲跡』 Sophie + 大田恭史 BEATS GALLERY
      『霜月』 ホイキシュウ コビーツ
      『真昼の蛾』 有元伸也 Gallery & Darkroom Limelight
      『MINI AKT 2015』 Nano Gallery

161123 『未知の表現を求めて 吉原治良の挑戦』 芦屋市立美術博物館

      中西夏之没 81歳

161126 『見世物大博覧会』 国立民族学博物館
     
161203 『12のメッセージ2016』 +1art
      『emerge』 上村明子 The Third Gallery Aya

161210 『How are you,PHOTOGRAPHY? The 21st』 同時代ギャラリー
      『鶴見幸男個展』 ギャラリーヒルゲート 1F
      『忽然−蚕展』 長村恵美子 ギャラリーヒルゲート 2F
      『西川和利フォトグラフィデザイン作品展2017年写真ひめくりカレンダー Vol.18』 Gallery ・DOT

161211 『フランツ・フォン・バイロス創作版画・蔵書票展 Vol.?』 ワイアートギャラリー

161217 『How are you,PHOTOGRAPHY? The 21st』 ギャラリーマロニエ 4・5階
     『引用は嫌いだ。自分で語れ。竹田雅弘フォトカード展?』 ギャラリーマロニエ 3階
     『結び 大谷大学写真部 冬舞展』 ギャラリーカト

161218 『モノクロベスト2016』 Gallery & Darkroom Limelight

161224 『How are you,PHOTOGRAPHY? The 21st』 ギャラリーマロニエ 3・4・5階     
     『極彩秘宝館』 ライト商会三条店

170107 『THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ』 国立国際美術館
     『ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』 国立国際美術館


 






向井仁志写真展 途中

はじまりはしらない
おわりはわからない


会期 2016年7月3日(日)−7月31日 (日) 木曜定休 時間 8:30−18:00
会場 画廊喫茶エコー (JR学研都市線四条畷駅東出口すぐ) TEL 072-876-1867

写真展終了しました ご来場ありがとうございました。


アル日
『キャプテンウルトラ』のテーマが頭の中で
「しゅぴーげるしゅぴーげるしゅぴーげるしゅぴーげる」
ト鳴り続けてたまらないのでユウチュウブで聴く
しばらく後に冨田勲の訃報を聞いた。
またアル日
食器を洗っているト『忍者マーチ』が脳内エンドレス再生されるのでへんだなート思っていたら
新屋英子が亡くなった。

これくらいの予知能力ハ私にもアル。


虚空画廊に写真『物質と光2006』
虚空文庫に物語『霧の海』

巡礼記 20160105〜20160529

160105 ピエール・ブーレーズ没 90歳

160109 桂春団治没 85歳 
     
160117 『More LimeLiguhit 2016』 湯本源太・吉田ヤスヤ他 Gallery & Darkroom Limelight
      『lighit moving−光移』 池田啓子 +1art
     『ビーツメンバー展 Monkey Dance』 中村優介・ホイキシュウ他 BEATS GALLERY
     『睦月』 ホイキシュウ コビーツ

160124 『第44回グリーンコンサート』 大阪府立淀川工科高校吹奏楽部 フェスティバルホール
      
160131 『第48回 漫画展』 うらたじゅん他 茶屋町画廊
      『フランツ・フォン・バイロス 創作版画蔵書票展』 ワイアートギャラリー       

160207 『勝山信子+カマウチヒデキ mixed photo exhibition"タイトル未定”』 Gallery & Darkroom Limelight

160214 『Sweet Concert』 大東ウインドオーケストラ サーティホール

160228 『Bubbles−無常のカタチ−』 うら ゆかり +1art
      『企画展 THE EBISU』 湯本源太・中博之他 Gallery & Darkroom Limelight
      『兒嶌秀憲×橋本大和写真展』 solaris 

160311 キース・エマーソン没 71歳
     
160312 『見せかけの青』 山本雄教 +1art
      『夜』 カマウチヒデキ+兒嶌秀憲  Gallery & Darkroom Limelight
      『魅せられた魂』 伊豫田晃一 桑原聖美 林千絵 ワイアートギャラリー
     
160319 『弥生』 ホイキシュウ コビーツ
      『MOMO BEETS』 タドトモコ他 BEATS GALLERY

160319 『タイトル未定→タイトル決定 答え合わせ展』
         『Parts of beuteous life』 勝山信子
          『時間を解剖する』 カマウチヒデキ Gallery & Darkroom Limelight
     
160326 『大阪をさがせ SEASIN 2 Vol. 1 信仰』 リュウノリュウヤ他 BEATS GALLERY
      『Leaning Tower of men Rosso peperoncino』 斉藤ムツミ コビーツ
      『銅版画とアクリル画展』 朝日みお 乙画廊
      『メゾチント 女性と花の表現展』 小池結衣・丹阿弥丹波子・渡邉幹夫 ワイアートギャラリー

160402 『常設展』 ギャラリー歩歩琳堂
      アルフォンス・イノウエ蔵書票カタログレゾネ刊行記念展』 ギャラリーロイユ
      『FOREST RAIN』 HAN BYUNG HA solaris
      『REVER WALK』 Shin Myeong dong 壹燈舎
  
160403 望月三起也没 77歳

160407 『サー・ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団』 フェスティバルホール

160409 『せんりつ Line Vibration』 加藤悦郎 +1art 

160410 『中納音楽総合教室 第50回演奏会』 サーティホール

160416 『フランツ・フォン・バイロス 創作版画蔵書票展 Vol.2』 ワイアートギャラリー
      『卯月』 ホイキシュウ コビーツ
      『花の写真展では無い、ハナテンセレクション展』 BEETS GALLERY
      『convenience store』 小澤貴仁 Gallery 美0

160421 真島俊夫没 67歳

160423 『方形の時間』 今井祝雄 アートコートギャラリー
      『第87回 浪展』 浪華写真倶楽部 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
      『ハナテン vol. 15』 BEETS GALLERY

160430 『版画の希望展』 遠藤美香 謝敷ゆうり ツツミアスカ ワイアートギャラリー
      『春風の少女』 村田兼一 乙画廊

160505 冨田勲没 84歳

160507 『Nude Photo Session vol. 1 MAKO展』 BEATS GALLERY
      『夜行性』 中村優介 コビーツ
      『最果てにて』 吹雪大樹 ギャラリー アビィ
      『青について』 熊谷聖司 solaris
      『after fall darkness』 兒嶌秀憲  Gallery & Darkroom Limelight

160502 新屋英子没 87歳

160521 『第二回関西かめこ展』 ただのちひろ 醍醐マサヒロ他  BEETS GALLERY
      『皐月』 ホイキシュウ コビーツ
      『シカクマ』 勝山信子 村上ひさよ他  Gallery & Darkroom Limelight

160528 『小さなペルセポネーの庭』 林由紀子 ワイアートギャラリー
      『大阪写真月間2016』 写真家150人の一坪展 伊藤真理子他 オリンパスギャラリー
      『VIOLENCE BEATS』 中村優介他 BEATS GALLERY
      『SILENCE BEETS』 リュウノリュウヤ コビーツ
      『山中賀與子作品展』 Gallery Kai
      『クレジオ、耕衣、九条』 今井祝雄 +1art

160529 『invisible places』 寺田浩朋×宮崎shihiro  Gallery & Darkroom Limelight


巡礼記 20150726〜20151220

150726 なにわの海の時空館跡
      海王丸 天保山岸壁
     
150811 『日米最後の戦艦展 戦艦大和とミズーリ』 大和ミュージアム
     てつのくじら館

150817 柳原良平没 84歳
      
150822 『他人の時間』      
      『Your Boday is Yours』 ヴォルフガング・ティルマンス 国立国際美術館
     『Next Winds』 謝敷ゆうり、目良真弓他 高島屋大阪店美術画廊
     『Les Miserables』 梅田芸術劇場メインホール

150829 『写真回廊2015』 杉本征克 Gallery & Darkroom Limelight
      『写真回廊2015』 兒嶌秀憲 壹燈舎
      『ライカの世界 ハービー山口写真展とライカ100年の歩み』 阪急梅田ギャラリー

150830 『水辺の雲をおいかけるようなこと』 岡林真由子 ギャラリーモーニング
      『マグリット展』 京都市美術館

150901 中平卓馬没 77歳

150912 『そらみみ』 ホイキシュウ nearly equal gallery
      『生熊奈央展』 乙画廊
      『9月の土曜日に』 安田画廊

150913 サンタマリアクルーズ 天保山
     
150920 『北前船』 兵庫県立歴史博物館
     
150922 『第13回 けんとくらぶ写真展』 Gallery・DOT

150926 『マルチフォーマット 4』 Gallery & Darkroom Limelight

150927 『じぶんに新風 ReNew展』 Gallery & Darkroom Limelight

      ジョン・ギラーミン没 89歳

151010 『Not yet I'm not yet vol. 12・13』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『Lucky TRIP AGAIN』 尾仲浩二 solaris
      『STROKE』 palla/河原和彦 Gallery Kai
      『のっぽの丸めがね〜大阪街道塾・西村康さんを偲ぶ写真展〜』 Gallery 美0
  
151011 『ナイトメア before ハロウィーン版画展』 謝敷ゆうり、小池結衣他 まるごのギャラリー
      『今現代の春画』 アートギャラリー北野
      『蒼い人形展2015』 京都ライト商会三条店

151918 『大阪チェロアンサンブル・mille 第5回定期演奏会』 クレオ大阪中央

151024 『Gelatine silver ラヴ』 Gallery & Darkroom Limelight  
      『Tokyo Debugger』 有元伸也 大阪Nikon Salon 
      『真経津鏡』 中塚史子 ニコンサロン bis 大阪
      『閃光』 BEATS GALLERY
      『ささやくエントロピー』 山崎由美子 +1art

151027 生頼範義没 79歳

151031 『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』 ジョン・マルーフ&チャーリー・シスケル監督 テアトル梅田

151101 『北KITA写真展』 菅原一剛・高原淳 Gallery・DOT

151103 『大東市民文化祭』 絵画展 小野崎玲一他
      『おきてがみそれから、』 藤田莉江 Gallery & Darkroom Limelight

151114 『Limelight Calendar 2016』  Gallery & Darkroom Limelight
      『砂丘と廃墟』 BEATS GALLERY
      『くうきの輪郭』 山下裕美子  +1art
      『世界を変えた書物展』 ナレッジキャピタルイベントラボ
      『−幻想の彼方−高松ヨク展』 ワイアートギャラリー

151121 『有元伸也 写真展』  Gallery & Darkroom Limelight
      『距離:写真と対象とわたし』 成田貴亨他 BLLOM GALLERY
      『マンタム展』 乙画廊
      『はるかな旅』 岡上淑子 The Third Gallery Aya

151122 フジモトマサル没 46歳

151129 『なにも、思い出せない。』 sophie BEATS GALLERY
      『Another Trip』 HAN BYUNG HA Solaris

151130 水木しげる没 93歳

151205 『−』 田浦ボン  Gallery & Darkroom Limelight
      『MALE AND FEMALE、性について。レッテルアーツ・エキシビジョン』 BEATS GALLERY
      『それでも、知らないところで世界は動く。』 松下佳史 Acru
      『こころを打つDM』  +1art

151213 『チョコミントピンクサロン』 カワトウ gallery Main
      『How are you, PHOTOGRAPHY? 20th』
       ギャラリーマロニエ、同時代ギャラリー、ヤマモトギャラリー
      『丸木位里没後20年 丸木位里・俊・スマ・ひさ子 4人の絵画展』 ギャラリーヒルゲート
      『大谷大学写真部 冬舞展 揺蕩う』 ギャラリーカト
      『まるごの界わい版画展』 まるごのギャラリー

151219 『Twelve love poems and songs of despair』 マイケル・ウィッテル & ベ・サンスン COHJU contemporary art
       『How are you, PHOTOGRAPHY? 20th』
        ギャラリーマロニエ、Wright商会三条店
      『うらたじゅん鉛筆画展』 長谷川書店

151220 『モノクロベスト2015』  Gallery & Darkroom Limelight
      『クリスマスコンサート2015』 大阪産業大学文化会吹奏楽部 サーティホール

 


巡礼記 20150510〜20150718

150510 『Not yet. I'm not over yet vol.6 Night of the plant』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
     
150516 B・B・キング没 89歳

150516 『Photo complex Vol.7』 京都写真学校 Gallery ・DTO 
      
150523 『個展 Vol. 2』 魚崎ジュン Gallery & Darkroom Limelight
      『写真展 4人』 岩森洋介・夏伐千恵子・村上ひさよ・吉原直子 Gallery & Darkroom Limelight

150529 暁照雄没 78歳

150530 『企画展 コンカツ』 鈴木郁子・吉田ヤスヤ他 Gallery & Darkroom Limelight
      『大阪写真月間2015』 オリンパスギャラリー 『死ぬにはうってつけの日」 亀井吾郎他
                    富士フィルムフォトサロン大阪『リッターボックスインチェルシー』こほりさやか他
                    大阪ニコンサロン
                    キヤノンギャラリー梅田『ベランダから見える光景』 和田美潮
                    ビジュアルアーツギャラリー  

150606 『Not yet. I'm not over yet vol.7 poromaniac』 『D Day vol. 0 SIMPLE PLAN』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『京橋』 鈴木郁子 ギャラリー美0

150607 『富嶽三十六景』 ハリー・デュッカー Gallery Kai
      『生体と標本と』 萌木ひろみ 乙画廊
      『街に生きる』 山下圭介 ハッテンギャラリー
      『ハイスクールフォトアワード』 『理子』鈴木帆香他 ニコンサロンbis大阪
      第34回土門拳賞受賞作品展『結界』下瀬信雄 大阪Nikon Salon

      クリストファー・リー没 93歳

150613 『YT』 兒嶌秀憲/田浦ボン Gallery & Darkroom Limelight
      『銀色の記憶』 米戸忠史 ニコンサロンbis大阪
     第34回土門拳賞受賞作品展『結界』下瀬信雄 大阪Nikon Salon

150620 『逆柱いみり個展』 逆柱いみり トランスポップギャラリー

150621 『大阪産業大学文化会吹奏楽部 第31回定期演奏会』 サーティホール

150621 『大大阪展 夜行大阪vol. 2』 Gallery & Darkroom Limelight
      『大大阪展 夜行大阪 2』 BEATS GALLERY
      『大大阪写真展 stage 4 地下鉄御堂筋線沿線を撮る』 福岡智彰他
      『ビーゼロ DE ビーゼロ展』 Gallery 美0
  
150704 『田主誠の民族学博物館? 三角形の記憶』 茶屋町画廊
      『高松次郎制作の軌跡』 国立国際美術館

150718 『黒い夢 自覚』 勝山信子 Gallery & Darkroom Limelight
      『黒い夢 彼について私が知っている二、三の事柄』 藤原勉 Gallery & Darkroom Limelight  
      『黒い夢 DECEIVE INVEIGLE OBFUSCATE』 兒嶌秀憲 BEATS GALLERY 
      『黒い夢』 okajimax BEATS GALLERY

 




向井仁志写真展 鴫野物語 / 鈴木郁子写真展 京橋

会期 2015年6月3日(水)−6月13日 (土) 日曜休廊

時間 15:00−22:00(最終日18:00)

会場 Gallery 美0
    大阪市都島区片町2-2-64 美輝内
    Tel.06-6351-3129
 


巡礼記 20150118〜20150426

150118 『第43回グリーンコンサート』 大阪府立淀川工科高校吹奏楽部 フェスティバルホール
     
150124 『More LimeLight』 Gallery & Darkroom Limelight 
      
150215 『第10期生卒業制作展』 大阪府立港南造形高等学校 城見ホール
      『第11回 Sweet Concert』 大東ウインドオーケストラ サーティホール

150222 『雨にひかりを重ねる』 加藤悦郎 Port Gallery T
      『謝敷ゆうり銅版画展』 ワイアートギャラリー

150227 レナード・ニモイ没 83歳

150307 『Leizan』 イナリヤマ=勝山信子×高野=廣田修己
      『風景について2』 カマウチヒデキ Gallery maggot
      『雲、とり、森、山、川と滝』 柴田理絵 Port Gallery T
      辰巳ヨシヒロ没 79歳
150314 『Not yet, I'm not over yet』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『閃光』 BEATS GALLERY
      『going going gone』 大木一範 Gallery maggot

150316 金子國義没 78歳
150321 『フィオナ・タン まなざしの詩学』 国立国際美術館
      『村田兼一着色写真回顧展』 乙画廊

150329 『第34回定期演奏会』 四条畷吹奏楽団 四条畷市市民総合センター内市民ホール
      
150404 『Not yet, I'm not over yet vol.2 Profound silence vol.3 Cleft』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『みつめる写真館』 林直 BLOOM GALLERY

150405 『ミリオン通り』 うらたじゅん トランスポップ・ギャラリー

150412 『中納音楽教室 第49回演奏会』 サーティホール

150426 『特別展 スペイン奇跡の恐竜たち』 大阪市立自然史博物館

 


巡礼記 20140824〜20141221

140824 『バルテュス展』 京都市美術館
     
140831 『写真回廊 杉本征克写真展』 Gallery & Darkroom Limelight 
      
140907 『写真回廊 兒嶌秀憲写真展』 壹燈舎
      『夏景』鈴木郁子/廣田修己/okajimax BEATS GALLERY

140913 『人生の持ち時間はいつかゼロになる vol. 4』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『ノスタルジー&ファンタジー』小橋陽介他 国立国際美術館

140920 『写真、2014』 海岸通ギャラリーCASO
      『宵闇に溶けゆくとき』 長野順子・小池結衣 ワイアートギャラリー
      『BUFFALO』田中ヒロ Gallery 美0

140920 『天球會展』  ギャラリー歩歩琳堂

141004 『et cetera 〔雨の多い夏と其処にいた私の周辺の写真〕』 勝山信子
      『still』 角田佳子 Gallery & Darkroom Limelight
      『奇胞区』 c355p001 乙画廊
      『釜が崎劇場』 川上讓治 Gallery 美0

141005 『大阪チェロアンサンブルmille 第4回定期演奏会』 クレオ大阪中央 大ホール

141011 『GARDEN展』 関野愛子他 同時代ギャラリー
      『蒼い人形展2014』 ライト商會三条店
      『鶴井かな子展』 ギャラリーモーニング
      『第12回けんとくらぶ写真展/京都展』 Gallery ・DOT
141018 『人生の持ち時間はいつかゼロになる vol. 5』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『柏田忠展』 乙画廊

141019 『大阪府立港南高校・港南造形高校創立30周年記念展』 大阪府立港南造形高等学校

141025 『乱歩展』 たますけ他 BEATS GALLERY
      『Boundary』 杉本春奈 Gallery Kai

141026 『奈良県斑鳩大塚古墳の発掘調査』 講演 豊島直博 奈良大学
      赤瀬川原平没

141101 『大東市民文化祭』 絵画 小野崎玲一・中島優他

141102 『小さな里から続く日々』 辻中育子他 清滝ギャラリー テラ
      『西川和利フォトグラフィデザイン作品展2015写真ひめくりカレンダーVOL.16』 GALLERY・DOT

141103 『THE POWER OF IMAGES−特別展イメージの力』 国立民族学博物館

141108 『第66回 正倉院展』 奈良国立博物館

141115 『マブイ魂は巡る』 矢口清貴 Gallery & Darkroom Limelight
      『星に放つ/月へ流れる』 吉年佐弥子 BEATS GALLERY
      『パイパティパローマ』 矢口清貴 大阪 Nikon Salon
      『Tawamure』 小林美佐子 乙画廊

141122 『52Hzの雨音。』 Kensyo neary equal gallery
      『熊楠の庭』 Guignol
      『天草生活原色図鑑 vol. 2』 錦戸俊康 Gallery 美0

141123 『アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?』 Sophie 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom Limelight
      『仮面の眼差し』 行谷融 BEATS GALLERY

141129 『SIMON DOLL』 四谷シモン 西宮市大谷記念美術館

141205 川北紘一没

141207 『しゃぼん玉とんだ』 山本瑞穂 Gallery & Darkroom Limelight
      『人生の持ち時間はいつかゼロになる vol. 6』 兒嶌秀憲

141213 『大阪産業大学文化会吹奏楽部クリスマスコンサート・2014』 サーティホール
      水玉蛍之丞没

141214 『How are you,PHTOGRAPHY? The 19 th』   ギャラリーマロニエ、ライト商會三条店、同時代ギャラリー

141220 『モノクロベスト 2014』 Gallery & Darkroom Limelight
      『BEST BEETS 2014 60人のベスト展』 BEATS GALLERY
      『このときをたしかめるように』 田中紀子 ナダール大阪
      『象を撫でにゆく』 野呂哲也・ハリモグラ gallery maggot

141221 『How are you,PHTOGRAPHY? The 19 th』 ギャラリーマロニエ、ライト商會三条店、メディアショップギャラリー、ギャラリーカト
      『あれからの、未来の途中』 ARTZONE
      『Favorit Art view』 ギャラリーモーニング      



さいごのゆめ
さめないゆめ
さまようまちのゆめ


向井仁志写真展 「ねのくに」 

 画廊喫茶エコーにて '14年6月29日(日)より7月26日(土) 木曜定休 8時30分より18時まで(最終日17時まで)

写真展「ねのくに」は終了いたしましたご来場ありがとうございます。


巡礼記 201406014〜20140803

140614 『小池結衣展』 ギャラリー歩歩琳堂
     
140615 『Tokyo Debugger 新宿/奥多摩』有元伸也 Gallery & Darkroom Limelight 
      
140628 『アナと雪の女王』クリス・バック、ジェニファー・リー監督 TOHOCINEMASシアター1

140628 『江戸堀ジャンクション』鈴木郁子 Gallery 美0

140705 『田主誠の民俗学博物館?三角形の可能性』 茶屋町画廊
      『Rut in time−時の轍』鈴木郁子 BEATS GALLERY
      『境界のエクリチュール』吉田ヤスヤ Gallery & Darkroom Limelight

140719 『Answer ササキヨシへの返答』勝山信子  Gallery & Darkroom Limelight
      『東のうつろい、西の仮面』ウエダ・リクオ マリエラ・モスラー Porut Gallery T
      『Ansel Adams Stardust(You are not alone)』金村修 大阪NikonSalon
      『過ぎてゆく景色』後藤安男 ニコンサロン bis 大阪

140803 『マルチフォーマット3』  Gallery & Darkroom Limelight


巡礼記 201405024〜20140607

140524 『人生の持ち時間はいつかゼロになる Vol.2』兒嶌秀憲 Gallery LimeLight
  『帝塚山音楽祭』 なみもりドロップス
  『PATRONE-35』榎忠   Port Gallery T

140531 『大阪写真月間2014』 
   キヤノンギャラリー梅田『ガチャガチャDAYS!!』フチタカツコ他
    ビジュアルアーツギャラリー『桜』野田知明他
   大阪ニコンサロン『写真よ!死ね』Fabio Salvagno他
   ニコンサロンBIS大阪『周縁の街より』北井孝博
     富士フィルムフォトサロン大阪『男盛り』福長大祐他
   オリンパスギャラリー大阪『対岸劇場 第二幕』伊藤真理子
   YOD Gallery『薔薇刑』細江英公
   NADAR/OSAKA『Illusion』植田正治
   Gallery Kai『植物の様相』

140607 『大阪写真月間2014』
   ニコンサロンbis大阪『ハイスクールフォトアワード』
  『不知火海』桑原史成 大阪ニコンサロン
    『ビーゼロでビーゼロ Vol.4』吉田泉他 Gallery 美0


巡礼記 201403022〜20140518

140322 『ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッション』 兵庫県立美術館
140412 『Photo Complex Vol.6』 Gallery ・DOT
140413 『中納音樂教室 第48回演奏会』 サーティーホール
140419 『ボイド』吉年佐弥子  Gallery & Darkroom LimeLight
     『漁師・医者』上野王香  Port Gallery T
140429 『Plants labofatory 3』辻まゆみ他 Gallery LimeLight
     『トゥオネラ』石川文子 ミリバールギャラリー
     『ハナテン vol.13』 BEATS GALLERY 140510 『謝敷ゆうり展』 ギャラリー歩歩琳堂
140517 『Silent Village』辻中育子 Gallery ・DOT
140518 『ガラスアート・ナカイグループ生徒展』 池田市緑のセンター1階ギャラリー


巡礼記20130825〜20140309
130825 『モトメヨサラバアタエラレン』兒嶌秀憲 『長いナイフの夜』藤原勉 Gallery & Darkroom LimeLight
130901 『磁石は西へ振れる』兒嶌秀憲 『LALV』鈴木郁子 Gallery & Darkroom LimeLight130921 『成田一徹切り絵作品展』 海文堂ギャラリー
      『船の写真と船具いろいろ』 ギャラリーMiyake
      『松本智子銅版画展』 OLD BOOKS & GALLERY SHIRASA130928 『第六の言葉』兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom LimeLight
      『雛離る』鈴木郁子 BEATS GALLERY131005 『まがたま』ホイキシュウ neary equal gallery
      『噫無常 レ・ミゼラブル コンサート2013』あがた森魚 クリエイトセンター
131012 『energy flow』AOI TAMURA GALLERY MARONIE SPAE5
      『REFLETIONS【心象】』THOMAS MODSHIEDLER GALLERY MARONIE SPAE4
      『村田彩 陶展』 GALLERY MARONIE SPAE3
      『蒼い球体関節人形展 2013』 ぴこうさ他 京都ライト商會三条店
      『謝敷ゆうり銅版画展』 まるごのギャラリー
      『第11回 けんとくらぶ写真展』 ギャラリーDOT
131026 『Natures PALLALINK の10年』 PALLALINK palla/河原和彦/東陰地正嘉/西川文章 海岸通ギャラリーCASO
      『影』神尾康孝 海岸通ギャラリーCASO
      『風景を知る』薮本絹美 Port Gallery T
      『眠り姫〜another tale of princess』出版記念展 村田兼一 乙画廊
131103 『大東市民文化祭』 絵画:小野崎玲一、土居博子他
      『MinoltanX』鈴木郁子他 Gallery & Darkroom LimeLight 
131104 『昭和モダン絵画と文学 1926-1936』 『信濃橋画廊コレクションを中心に』『近いかたち遠いかたち』兵庫県立美術館
131110 『大阪チェロアンサンブル mille 第三回定期演奏会』 クレオ大阪中央大ホール
      『イリナ・イオネスコ展』 NADAR/OSAKA
131116 『然』勝山信子 『星に放つ』吉年佐弥子 Gallery & Darkroom LimeLight
131123 『焼跡の夏草』角田佳子 『月のかけら』辻まゆみ Gallery & Darkroom LimeLight
      『gifted−誰かが誰かを思うこと−』姫崎由美 Port Gallery T
131124 『白佐愛子銅版画展』  OLD BOOKS & GALLERY SHIRASA
131208 『今井康雄個展』 GALLERY MARONIE SPAE3
      『世界の隣人展』小杉俊悟 同時代ギャラリー
      『北村美佐展』 ギャラリー・ヒルゲート
      『小池結衣銅版画展』 まるごのギャラリー
      『西川和利フォトグラフィデザイン作品展2014写真ひめくりカレンダーVOL.15』 GALLERY・DOT
131214 『100夜の欠片』岡林真由子 ギャラリーモーニング
      『How are you PHOTOGRAPHY?』早川知芳他 ギャラリーマロニエ、由井裕美他 同時代ギャラリー
131222 『極彩秘宝館』中村きょう、坪内恍弋他 京都ライト商會三条店
      『How are you PHOTOGRAPHY?』市川信也他 ギャラリーマロニエ、福岡智彰他 ギャラリーカト、岡西重治他 ヤマモトギャラリー
131230 『かぐや姫の物語』高畑勲監督 東宝シネマズ梅田
      大瀧詠一没
140119 『大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部創部55周年記念演奏会』 フェスティバルホール
140201 『アンドレアス・グルスキー展』『郭徳俊ニコッとシェー』『コレクション4 現代美術100年の実り』 国立国際美術館
140209 『第9期生卒業制作展』大阪府立港南造形高等学校 城見ホール
140216 『Sweet Concert』大東ウインドオーケストラ サーティーホール
140223 『LimeLight企画展 冬将軍』辻まゆみ他 Gallery & Darkroom LimeLight
140302 『さよなら交通科学博物館 1962→2014 52年間の感謝をこめて』 交通科学博物館
140308 『夜』兒嶌秀憲/藤原勉 Gallery & Darkroom LimeLight


巡礼記20130615〜
130615 『シカクテン』 兒嶌秀憲×田浦ボン Gallery Limelight
      『VIEW OSAKA/THE DOME』 東松至朗 Port Gallery T
130616 『西蔵より肖像/ARIMOTO TOKYO』 有元伸也 Gallery & Darkroom LimeLight
130706 『田主誠の民族学博物館?心をひろう旅』 田主誠 茶屋町画廊
130707 『雌蕊ノ鼓動』 Mikan Guignol/nearly equal gallery
130714 『紀ノ川』 鈴木郁子 『紀の川小旅』 勝山信子 Gallery & Darkroom LimeLight
130727 『ビーゼロでビーゼロ vol.3 東大阪町工場地帯』 Gallery 美0 杉本学ほか
130731 平山亨没 84歳
130811 『巨大戦艦大和展−新発見による艦橋復元−』 大和ミュージアム
      てつのくじら館
130815 『つきをゆびさす』 下瀬信雄 大阪ニコンサロン
      『陽のあたる場所(鉄道輝く刻)』 ニコンサロンbis大阪
130817 『風立ちぬ』 宮崎駿監督 TOHO CCINEMAS梅田


巡礼記201212〜
121206 佐藤允没78歳
121214 東松照明没82歳
130119 『金環日蝕』 本坊小百合 Zoologique
130120 『第41回グリーンコンサート』大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部 ザ・シンフォニーホール
130202 『シアター』 天野憲一 Port Gallery T
      『大阪芸術大学写真学科2012年度卒業制作選抜展』 大阪Nikon Salon
130203 『ジャンルー・シーフ写真展』 ブルームギャラリー
      『第33回 大阪府高等学校芸術文化祭』 池田市民文化会館アゼリアホール
130209 『港南展』 大阪府立港南造形高等学校 第8期生 城見ホール
      『兒嶌秀憲写真展』 Gallery & Darkroom LimeLight
130210 『GXR』 遠藤慎二 勝山信子 辻まゆみ 野間靖子 LimeLight
130217 『第9回 Sweet oncert』 大東ウインドオーケストラ サーティーホール
130305 納谷悟朗没83歳
130310 なにわの海の時空館閉館
130316 『第44回 日展』 大阪市立美術館
130317 『第29回 定期演奏会』 大阪産業大学文化会吹奏楽部 サーティーホール
130320 『謄写版の冒険 卓上印刷器からはじまったアート』
      『コレクション展 2013-春』
      『版画・図案・オブジェ』 和歌山県立近代美術館
130331 『ガラスアートNAOMI教室作品展』 港区民ギャラリー
      『春の絵本展』 田伏七恵・池田はる果 ギャラリーはたなか
130402 松島一夫没83歳
130413 『Place and Picture 京都・立誠小学校−教室に息づく絵画たち』 岡林真由子 ラクチャ・テムレン他 元・立誠小学校 南館
      『加藤力之輔展』 同時代ギャラリー
      『近藤幸 木版画展』 まるごのギャラリー
      『Photo complex vol.5』 京都写真学校 Gallery・DOT
130414 『第9回 人物画研究会展』 植野尚美・山本茂子・池尻マチ子他 サーティーホール1F市民ギャラリー
      『中納音楽教室 第47回演奏会』 サーティーホール
130503 『マダガスカル 霧の森のくらし』
      『The SOUL OF KOREA アリラン』 国立民族学博物館
130503 『中村一門 人を撮る』 Gallery LimeLight
      『映像試論100発行に寄せて 写真に関することがら展』 天野憲一・潮田登久子・島尾伸三他 Port Gallery T
      『ゆつきぬ』 c355p001/ふみこ SEN & GALLERY
130507 レイ・ハリーハウゼン没92歳
130519 『ガラスアート・ナカイグループ生徒展』 池田市緑のセンター1階ギャラリー
130523 ジョルジュ・ムスタキ没79歳
130526 『アリス』 辻まゆみ 『美しく鳴り響く』 吉年佐弥子 Gallery LimeLight
      『帝塚山音楽祭』 ワンダフルふじわらバンド エントランスステージ
130601 『大阪写真月間 2013』 大阪ニコンサロン ニコンサロンbis大阪 ビジュアルアーツギャラリー
      『仄仄』 野田紘未 Port Gallery T
      『タマテバコ』 村田タマ 乙画廊
      『浮川秀信展』 番画廊
130602 『特別展 當麻寺−極楽浄土へのあこがれ−』 奈良国立博物館 
130608 『LOST』 okajimax 『そして開放される』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom LimeLight
      『大阪環状線−内回り−』 BEATS GALLERY
      『Passing?』 上村明子 The Third Gallery Aya
      『大阪環状線−外回り−』 Gallery 美0

 


スポーツは身体に悪いと私が前々からいっていたにも関わらず、スポーツという悪事に手を染める者が後を絶たず、とうとう自殺する者まで出てしまった。スポーツではなく、それにともなう『タイバツ』がいけなかったということに問題がすりかえられているようだ。市長ばかりがなんだかんだ言っているようだが、スポーツ関係者の言葉がない。「トックンもレンタイセキニンもタイバツも大事だ。勝つ為にはカントクやコーチやコモンに逆らうなんてトンでもない。スポーツとはそういうものだ」と本当のことを言わないのはなぜか。私が小学生の頃、担任の教師から、高校野球の強豪校として知られた某商業高校ではセーシンリョクの鍛錬としてハダシで日本刀の上を歩かせるという話をきいて、そんなカルワザかゴーモンみたいな世界はマッピラだと恐れを抱いた。テレビで放映されていたアニメではドカタの息子が父親によって鉄のバネを身体に喰い込まされ火のついたボールでノックを受けさせられるというギャクタイが根性ドラマと美化されていた。ドカタの息子は父の念願通りプロ野球選手になったが野球のやりすぎでカタワになったらしい。コンジョーとタイリョクでテキにカツのが人生の目標だなどとロクデナシのいうことだ。それらを反面教師として私はスポーツという悪事にに手を染めることなくブジに日を送っている。中学の頃体育の授業の持久走でちょっといいタイムを出してしまい選抜チームに入れられてしまったことがあったが、徐々にタイムを落としていくという計略で選手に選ばれないように努力した。自殺したマラソン選手もいたのだ。他人事ではない。まじめに思いつめてしまう人にはスポーツは向いていない。ノーミソがキンニクで出来ていて自分がコモンにタイバツを受けたらコーハイをイジメて鬱憤を晴らすような外道でなければスポーツの世界では大成できないだろう。自分はスポーツに向いてないと思ったらさっさと足を荒い、まっとうな人生を歩まなければいけない。さしあたり写真部にでも入って写真を撮り、ひとりで暗室に籠って自分が見たものと静かに対峙する生活などがお勧めである。私はそうして平和に生きてきた。尤も近頃は「写真甲子園」(何も考えてないことがまるわかりのこのネーミングは一体誰が考えたのだろう)などと称して高校生に集団で写真を競わせたりするスポーツまがいのイベントなどもあり、コモンのなかにはやたらコンテストに応募を勧めるヤカラもいるので注意は必要だが。クラブの予算が大会で成績に応じて配分されるというような、現在の社会のシステムに準じた方法であるから、文科系のクラブにも成績が求められ、文化芸術学問までがスポーツ化してゆく傾向を見せている。われわれはスポーツに代表される弱肉強食の動物生活から未だに抜け出せていない。むしろ、このところの不況で、その傾向は加速されているようだ。われわれは万物の霊長を目指していたのではなかったのか。闘争を繰り返す下等動物のような人生でいいのか、勝たなければならない相手は他者ではなく自分自身ではないのか。人類よまだ間に合う。



虚空画廊に新作写真『円錐物語』

虚空文庫に新作物語『霧の海』


巡礼記201209〜

120901 『阪神・別府航路開設100年記念企画展 別府へ』 なにわの海の時空館

120908 『Space, Illusion, Emptiness』 Jerzy Olek Gallery Kai
       『国際写真プロジェクト Seeing Oneseif(自己を見つめて)日本展』 銀杏菴
       『標景』 菊池一郎 大阪Nikon Salon
       『呼び止められて』 ニッコールクラブ奈良支部 ニコンサロンbis大阪

120915 『平成12年度文化祭』 大阪府立港南造形高校

120916 『駅で待っている』 うらたじゅん トランスポップ・ギャラリー

120922 『マトマニ』 西岡潔 大阪Nikon Salon
       『帰化植物』 杉澤直哉 大阪Nikon Salon

120929 『妄葬展』 佐藤友基 Gallery &DarkRoom LimeLight
       『HEARTFULL CONCERT〜2012〜あなたに届けよう! 勇気+1』 四条畷南中学校吹奏楽部 四条畷市市民総合センター大ホール

121006 『約束の地』 亀井吾郎 画廊喫茶エコー

121007 『息を紡ぐ』 岡野直子 『あしあと』 庄司美佐 Gallery & DarkRoom LimeLight

121014 『SPECTRUM』 Palla/河原和彦 Gallery Kai
       『TRIP』 竹村稔 SoHo art gallery
       『AESTHETIC〜耽美写真家の日常〜』 中村きょう、村田兼一、谷敦志 アートスペース亜蛮人

121018 シルビア・クリステル没60歳

121020 『Be Creative Festival 2012』 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
       『潮田登久子展』 Port Gallery T
       『新潟小樽・浮遊』 鈴木郁子 Gallery美0

121020 『第10回 けんとくらぶ写真展』 ギャラリー・DOT

121027 『第64回 正倉院展』 奈良国立博物館
       『下村明彦ライブ』 夢風ひろば

121103 『大阪チェロアンサンブル・mille 第2回 定期演奏会』 クレオ大阪中央 大ホール

121104 『大東市民文化祭』 コーラスのつどい/合唱/吹奏楽演奏/市民ギャラリー展示

121110 『砂漠の薔薇』 辻まゆみ 『周波数』 勝山信子 Gallery & DarkRoom LimeLight

121111 『大阪シティオーケストラ 第9回 定期演奏会』 サーティホール多目的小ホール

121117 『nature insid』 向山潔 番画廊
       『をちにや』 c355p001/踏子 乙画廊
       『アウト・オブ・フォーカス』 ジョミ・キム Port Gallery T

121118 『4人のしごと+GUEST』 横澤豊/多羅間拓也/吉行敏和/中村隆/中村美知生(GUEST) MARONIE SPACE 5
       『木内小織展』 MARONIE SPACE 4
       『ステンドグラス エトセトラ』 鐘ヶ江美帆 ギャラリーマロニエ 3F
       『new model exhibition』 飯田真人 同時代ギャラリー
       『浅川朗 銅版画展』 まるごのギャラリー
       『丸木俊 生誕100年展 丸木位里・俊・スマ 三人の絵画』 ギャラリーヒルゲート
       『神産みの地で生まれたものは』 長谷川宏亮 Gallery ・DOT

121124 『エル・グレコ展』
       『なかそら−空中空−』 宮永愛子
       『コレクション 70年代日本の美術−「もの派」を中心として』 国立国際美術館

121125 『近世大東の村落−「河合家文書」から見える三箇村−』 大東市立歴史民俗資料館

121201 和多利志津子没80歳

121202 『街はフルムード〜very best of ソコラヘブン 2012〜』 野間靖子 ギャラリーアビィ

121205 デイブ・ブルーベック没91歳

121209 『鬼海弘雄写真展 PERSONA、東京ポートレイト、インディア、アナトリア』 伊丹市立美術館
       『芭蕉と江戸の俳諧』 柿衛文庫

121215 『クリスマスコンサート2012』 大阪産業大文化会吹奏楽部 サーティホール
       『大阪府「現代アートの世界に輝く新星」発掘プロジェクト第1回公募展優秀賞受賞者作品展』 サーティホール1階市民ギャラリー

121216 『How are you, PHOTOGRAPHY? 』 ギャラリーマロニエ、同時代ギャラリー
       『甘い生活』 中村きょう・坪口恍弋 ライト商會三条店
       『2013年写真ひめくりカレンダーVOL.14』 西川和利 Gallery・DOT
       『大谷大学写真部・冬部展』 ギャラリエ・ヤマシタ

121223 『キノコの森のUpskirt Voyuer 出版記念展』 村田兼一 乙画廊
       『How are you, PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーマロニエ/ヤマモトギャラリー/ギャラリーカト/ライト商會三条店
       『地球の記憶』 龍田龍也 ギャラリーカト

121226 ジェリー・アンダーソン没83歳

121229 『レ・ミゼラブル』 トム・フーパー監督 梅田ブルグ7

 



哨戒記録 弐千拾弐年

六月参日 『中村一門お披露目会』 Gallery LimeLight
       『The Dancers』 楢木逸郎 Gallery Kai
六月九日 『大阪写真月間2012 ハイスクールフォトアワード』 ニコンサロンbis大阪
       『remembrance』 田村智子 Port Gallery T
       『大阪写真月間2012』 オリンパスギャラリー大阪
       『大阪環状線沿線写真展』 壹燈舎
       『大大阪展 環状線19』 BEATS GALLERY
六月十日 『ニセ京都』 逆柱いみり トランスポップ・ギャラリー
       『常設展』 Gallery・DOT
       『Kao展』 同時代ギャラリー
       『mokume Big Bang!』 ひぐちさとこ、みずたに りこ、村田あゆみ GALLERY COLLAGE
       『ROSHIW OKADA』 岡田露愁 GALLERY MARONIE 5
       『2.5次元−絵画考−』 GALLERY MARONIE 4
       『リスベート・ツヴェルガー絵本原画展』 美術館「えき」KYOTO
六月拾六日 『SP企画展 第…オ・マ・ケ。』 兒嶌秀憲 タウラボ Gallery LimeLighit
        『NOMADS』『EXILE』 楢木逸郎 Gallery Kai?
        『大大阪展 環状線19』 BEATS GALLERY
六月拾七日 『今和次郎 採集講義…考現学の今』 国立民俗学博物館
        『白い痕跡』 岡田将 大阪Nikon Salon
七月七日 『中村きょう・梅津フジオ Photo Exhibition VOL.3』 ハッテン・ギャラリー
       『BERLIN』 土田ヒロミ 大阪Nikon Salon
       『明延鉱山・その軌跡』 叶養之助 ニコンサロンbis大阪
七月拾四日 『Photographs』 楢木逸郎 Gallery Kai
        『カフェ・ド・パリ展』 Gallery美0
九月一日 『阪神・別府航路開設100年記念企画展 別府へ』 なにわの海の時空館


展覧会告知 向井仁志写真展 迷路

2012年7月1日(日)〜7月27日(土) 8:30〜18:00(最終日17:00) 木曜休
画廊喫茶エコー (JR学研都市線四条畷駅東出口すぐ) TEL 072-876-1867

出口はありません。
この日々が、
この世界が、
迷路です。


哨戒記録 弐千拾一年拾月より

拾月参拾日 『大東市退職教職員作品展』 サーティーホール一階展示室
        『大阪チェロアンサンブル mill 第一回定期演奏会』 サーティーホール
拾一月三日 『大東市文化祭 コーラスのつどい・合唱・吹奏楽演奏・絵画展示』 サーティーホール
拾一月六日 『幽き/イオの宴』 兒嶌秀憲/蓮実伸夫 Gallery LimeLight
拾一月十三日 『道草をくう-近所の公園?-』 ゴトーマサミ ナダール大阪
拾一月廿日 『西川和利フォトグラフィーデザイン作品展2012年ひめくりカレンダーVOL.13』 Gallery ・DOT
拾弐月三日 『薄暮れ時の雲のあと』 岡林真由子 橘画廊
拾弐月四日 『咲いたのはあの花/Volver』 兒嶌秀憲/鈴木郁子 Gallery Limelight
        『ビーゼロでビーゼロ vol.2』 Gallery 美0
拾弐月拾八日 『祈りの原風景−神と仏のまじりあう国−』 長谷川宏亮 Gallery ・DOT
          『Hof ベルリンの記憶』 橋口譲二 大阪Nikon Salon
拾弐月弐拾参日 『クリスマスコンサート 2011』 大阪産業大学文化会吹奏楽部 サーティーホール
拾弐月弐拾四日 『How are you, PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーテイクツー、ギャラリーマロニエ、ギャラリーカト、ヤマモトギャラリー、同時代ギャラリー
           『池袋モンパルナスの青春』 ギャラリーヒルゲート
           『ひとになる』 桃田有加里 アートゾーン
拾弐月弐拾五日 柳宗理没96歳

弐千拾弐年
一月弐拾弐日 『第40回記念グリーンコンサート』 淀川工科高等学校吹奏楽部 ザ・シンフォニーホール
          『WISTA BROTHERS』 兒嶌秀憲/中村浩之 Gallery LimeLighit
一月弐拾八日 『Volver』 鈴木郁子 Gallery 美0
一月参拾一日 『聯合艦隊司令長官山本五十六−太平洋戦争70年目の真実−』 成島出監督 大阪ステーションシネマ
弐月六日 石元泰博没90歳
弐月拾弐日 『ぐるぐる、ぽん。 大阪府立港南造形高等学校卒業制作展 2012』 城見ホール
        『Dream Concert』 女声コーラス エコー夢夢 いずみホール
        『NEVER HALT/nomad to land』 兒嶌秀憲/矢口清貴 Gallery LimeLight
弐月拾九日 『Sweet Concert』 大東ウインドオーケストラ サーティーホール
弐月弐拾五日 『ガラスアート・ナカイグループ生徒展 光と影』 池田市緑のセンター1階ギャラリー
          『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』 山崎貴監督 大阪ステーションンシネマ
参月四日 『MIO PHOTO OSAKA 2012』 ミオホール
       『6th Anniversary Photo EXHIBITION PHTOGRAPHY MAGAZINE 81 LAB.』 ギャラリー・アセンス美術
参月拾一日 『永遠の永遠の永遠』 草間彌生 国立国際美術館
参月拾六日 吉本隆明没87歳
参月拾八日 『D・U・P/人物写真』 兒嶌秀憲/カマウチヒデキ Gallery LimeLight
参月弐拾五日 『森の中に月を隠す』 辻まゆみ 花音 hanane t-shirt living
四月拾四日 『すべての僕が沸騰する・村山知義の宇宙』 京都国立近代美術館
        『Phto complex 4』 京都写真学校 Gallery・DOT
四月拾五日 『中納音楽教室 第46回演奏会』 サーティホール
        『アート社かくち展』 サーティーホール一階展示室
四月弐拾一日 『Panon 計画/長ーい写真』 兒嶌秀憲/川本亜矢 Gllery LimeLight
五月拾参日 『始まりの終わり/終わりからの始まり』 兒嶌秀憲/辻まゆみ Gallery LimeLight
五月廿日 『ガラスアート・ナカイグループ生徒展』 池田市緑のセンター1階ギャラリー
       『IN'』 高梨豊 大阪Nikon Salon
       『累世下町』 茂幸子 ニコンサロンBis大阪



想定外な出来事と言われた大災害であったが、
今回の災害だけでなく、ここ数年来の災害報道の映像を見る度に、
いつも自分は既視感にさいなまれていた。
記憶をたどり、それが子供の頃からテレヴィ放映されたり映画館で見たりした、
特撮映画で描かれた映像とそっくりなのだと思い至った。
市街地を襲う津波は『妖星ゴラス』。燃えるコンビナートは『東京湾炎上』。
中越地震の大規模な山崩れは『地球防衛軍』ではるか以前に予言されていたというわけだ。
原子力発電所の事故にしても、『ゴジラ vs デストロイア』でゴジラのメルトダウンとして予言され、
映画のなかの自衛隊は来年度予算分まで冷凍弾を撃ち込んでゴジラを冷やそうとしたではないか。
だが現実は、山火事の消火のようにヘリコプターで水をかけるのが精一杯だった。
何時の時もどんな場合も予言は世迷言として無視されるものだ。
そして自分たちははそれが現実になってからそのことに気付く。
次に実現されるのは果たしていかなる予言であろうか。

自分が生きている間にテレヴィが終わってしまうとは思わなかった。
わが家のブラウン管は時々家族が借りてくるデイヴイデイを表示するだけになってしまった。
それから、どうやら自分が生きている間に、
フイルムや印画紙を使った写真もなくなってしまいそうな様相だ。
テレヴィも写真もそれにかわるものはあるというのだが、
自分が歳をとって柔軟性を失ってしまったせいか、新しいものに馴染めないでいる。
八ミリ映画にとってかわった八ミリヴィデオにすら馴染めなかった自分である。
「ぱんたれいなことじゃ」とつぶやきながら、とり残された者の悲しみを味わっている。


哨戒記録 弐千拾年十一月より
十一月廿日    『日本人景 三角地』有野永霧 大阪Nikon Salon
           『R-18』村田兼一 乙画廊
           『feel-FASTEN-』向山潔 番画廊
十一月弐拾参日 『industrial landscape-in the Tokyo metropolitan area-』樋口裕昭 Gallery・DOT
十一月弐拾八日 『ヤマ ムラ ノラ 子どもたちの未来の子どもへ』高橋あい 大阪Nikon Salon
十二月十二日  『Perceptual vol.4-Qualial ?』窪田臣一 Gallery・DOT
十二月十九日  『How are you PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーマロニエ 同時代ギャラリー
          『FROZEN SCAPE of Ireland』金井杜道・市川信也 ギャラリーマロニエ
          『大谷大学写真部 冬部展』 ギャラリーカト
          『紙の外』宮下明日美 立体ギャラリー射手座『キリカエ』中平卓馬 Six
十二月弐拾参日 『大阪産業大学文化会吹奏楽部第27回定期演奏会』 大東市立総合文化センター大ホール
十二月二十六日 『How are you PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーカト 同時代ギャラリー ヤマモトギャラリー
           『忍冬・帰還』渡辺兼人 可必館・京都現代美術館
           『大阪』百々俊二 大阪Nikon Salon
二千十二年
一月九日     『On the circle』普後均 大阪Nikon Salon
一月拾五日   『花泥棒』細江英公 TANTO TEMPO
一月弐拾参日 『第39回グリーンコンサート』大阪府立淀川工科高校吹奏楽部 ザ・シンフォニーホール
一月参拾日  『第30回定期演奏会』四條畷吹奏楽団 四條畷市市民総合センター市民ホール
二月拾一日  『好きなこと好きなだけ詰め展』大阪府立港南造形高校6期卒業制作展 城見ホール
二月拾二日  『ミオ写真奨励賞作品展』 ミオホール
二月廿日   『Sweet concert the7th』大東ウインドオーケストラ サーティーホール大ホール
三月十拾九日 『なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術-』森村泰昌 兵庫県立美術館
三月弐拾六日 『中村庸夫写真展 浮かぶ宮殿・クイーン・メリー2船内大公開!』大阪市立海洋博物館なにわの海の時空館企画展示場
四月二日    『キリカエ』中平卓馬 Six
四月拾五日  『風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから』 国立国際美術館
四月拾七日  『Cantos Familia』糸井潤 大阪Nikon Salon
四月弐拾四日 『Photo complex vol.3』 Gallery・DOT
四月弐拾九日 『不在の窓』岡林真由子 立体ギャラリー射手座
         『少女に棲む魔法』村田兼一 ライト商會
         『竹宮惠子2011京都個展』 寺町三条ギャラリエ・ヤマシタ
         『第13回毘沙門展「化-pake-」』 ギャラリーカト
五月一日   『大阪シティオーケストラ スプリング・コンサート2011』 サーティーホール多目的小ホール
五月参日   『歌うザトウクジラ』松本紀生 須磨海浜水族園
五月四日   『キリカエ』中平卓馬 Six
五月七日   『東吹 Spring 2011』大阪市立東高等学校吹奏楽部 サーティーホール
五月八日   『中納音楽教室第45回演奏会』 サーティーホール
五月廿日   『大阪 写真家によって生きられた街』井上青龍・妹尾豊孝・森山大道・百々俊二 大阪Nikon Salon
五月弐拾弐日 『大英博物館 古代ギリシャ展』 神戸市立博物館
五月弐拾八日 『ミッドナイト・ランブラーズ・ライブ』 ふかくさ100円商店街深草小学校イベント会場
五月弐拾九日 『キリカエ』中平卓馬 Six
          『大阪写真月間2011』ビジュアルアーツギャラリー 大阪Nikon Salon
六月四日    『プリンセス・トヨトミ』鈴木雅之監督 TOHOシネマズ梅田
六月五日    『記憶の記録』兒嶌秀憲 『相対深度』勝山信子 Gallery LimeLight
六月拾一日  『コロナ』石川直樹 大阪Nikon Salon
         『大阪写真月間ハイスクールフォトアワード』 ニコンサロンbis大阪
六月拾二日  『3rd コミックアートフェスタ』 Hep HALL
六月拾九日  『カンディンスキーと青騎士』兵庫県立美術館
七月三日   『muddy water』 関岡昭介 大阪Nikon Salon
         『大阪ベイエリア』藤川陽次 ニコンサロンbis大阪
         『TOKYO・makina/OSAKA・makina』谷部敏幸×兒嶌秀憲 Gallery LimeLight
七月九日   『わたしはここにいる requiem東京大空襲』広瀬美紀 大阪Nikon Salon
七月拾七日 『眠る工場』岡野直子 Gallery LimeLight
七月弐拾四日 『結界?』下瀬信雄 大阪Nikon Salon
七月参拾一日 『第50回大阪府吹奏楽コンクール北地区大会第4日』 サーティーホール
八月七日    『島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展』 美術館えきKYOTO
八月拾四日   『第63回高校展』 大阪市立美術館
八月弐拾一日 『オン・ザ・ロード森山大道写真展』 国立国際美術館
          『銀塩味自慢』 Gallery LimeLight
八月弐拾七日 『-没後20年 時代の目撃者-林忠彦展』 尼崎市総合文化センター
九月四日    『モホイ=ナジ/インモーション』 京都国立近代美術館
九月拾七日  『平成23年度文化祭』 大阪府立港南造形高校
九月拾九日  『BRIGHT FOREST』菅原一剛 Gallery・DOT
九月弐拾参日 『Project"New"2011』 茶屋町画廊
          『鉛筆中毒in関西』 ムロラボ
九月弐拾五日 『祝福されない時間』兒嶌秀憲 『The Sappa』吉田ヤスヤ Gallery LimeLight
拾月八日    『山田常雄写真展 kioku』 Photo Gallery 壹燈舎
          『イコノグラフィー3 Cloud/Crowd (クラウド)』palla/河原和彦 Gallery Kai
          『THE WONDER YEARS〜旅と音楽編〜』SEKIMARI SoHo art gallery
拾月拾六日  『月の爪あるいは月の瓜』兒嶌秀憲・成田貴亨 Gallery LimeLight
         『中津-高架下風景-』小?宣昭 大阪Nikon Salon
拾月弐拾弐日 『世界制作の方法』『ANRI SALA』『中之島コレクションズ』 国立国際美術館
          『フラストレーション』キリコ Port Gallery T


あんなものが国家機密であるはずがない。
もっと何か隠しているものがあるだろう。
全部で四時間ほども撮影されていたというではないか。
われわれが知りえたのはそのうちの四十分程に過ぎない。
まだ見ぬ映像のなかに、
政府が、野党や国民に弱腰無能と罵られても、
なりふりかまわず隠さずにはいられないような出来事が、
記録されているにちがいない。
それが公にされれば、わが国だけでなく相手国にとっても、
何か重大な不利益となるような出来事が、
記録されているにちがいない。
いったいあの海上で何があったのか。
その秘密を守らせる為に船長を拘束して説得し、
彼がそれに応じたので、あのようなかたちで帰国させたのだ。
映像の取り扱いに重大な関心を寄せているという相手国のコメントも、
それを物語っている。
これ以上映像を公開されては高飛車でいられなくなってしまう。
と言外にアピールしているのだ。
何があったかを知られたら、
両国は共に国際社会でその立場を失い、
あるいは人類史上に大いなる汚点を残し、
あるいは世界中の笑いものとなり、
あるいは全人類を恐慌に陥れるような、
あるいは全世界を敵に回すような、
破廉恥な罰当たりな愚かな、
全面にモザイクを掛けたくなるような、そんな出来事が、
あの日あの海で起こり、
その一部始終を記録してしまったヴィデオテープが、
泡盛を熟成させるのに
使われる甕に入れられて、
しーさーの飾りの付いた蓋をして幾重にも荒縄を掛けられて
石垣海上保安部の金庫に、仕舞い込まれていると
虚空研究所は確信するものである。(笑)

弐千拾年拾壱月壱拾参日記


弐千拾年
六月六日  『梅雨と白雨』 白岡順 Bloom Gallery
六月十二日 『Ryulysses リュリシーズ』 鈴木龍一郎 大阪Nikon Salon
        『大阪写真月間2010 ハイスクールフォトアワード』 ニコンサロン bis 大阪
六月廿日  『マブイハメグル-深き懐に』矢口清貴 『微かな合図を垣間みる【♯】』勝山信子 Gallery LimeLight
同日     『Stopping by water side〜渚にて〜』 真月洋子 Gallery Kai、銀杏菴
八月十五日 『第62回 高校展』 大阪市立美術館
八月廿八日 『2011写真日めくりカレンダーvol. 12』 西川和利 Gallery ・DOT
九月十日  『印象派とモダンアート』 サントリーミュージアム天保山
九月十九日 『Lyrical Incarnation』 村田兼一 画廊喫茶エコー
十月九日  『二人の視点写真展』 林順一郎・岡崎俊雄 大東市立生涯学習センターアクロス
同日     『マン・レイ展』『コレクション2』 国立国際美術館
十月十日  『蛭子能収・根本敬展』 トランスポップ・ギャラリー
同日     『山村国夫遺作展』 Gallery・DOT
十月十一日 『大阪メチャハピー祭』 大阪城ホール
十月十七日 『Lyrical Incarnation』 村田兼一 画廊喫茶エコー
十月廿四日 『第62回 正倉院展』 奈良国立博物館
十月三十日 『SUZAMAKATO/スザマカト ドイツ・ハンブルグ若手作家グループ展』 トランスポップ・ギャラリー
同日     『みち』《Chemins》 島村年夫 Gallery・DOT
十月三十一日 『大東市民文化祭』 サーティホール
十一月十日 ディノ・デ・ラウレンティス没九十一歳


向井仁志写真展
スーブニール

ひとは
おもいでをつくるために
いきているのかも
しれません

2010年7月4日(日)から7月31日(土)
画廊喫茶エコーにて開催

写真展無事終了しました。ご来場ありがとうございました。エコーの壁が寂しがるので、もうしばらく作品を掛けてあります。お近くまでお越しの際はまた覗いてやってください。九月からは友人村田兼一の写真展「りりかるりいんかねしおん」を開催予定です。

僕は冬眠していたのです。そうして、夢の中で毎日働いていました。働いても働いても終わらない仕事をしている悪い夢をみていたのです。お正月過ぎに恒例のように奥歯のクラウンが外れましたが歯医者にもいけず悪夢にうなされながら春を迎えたのでした。夢うつつのうちに、久しぶりに多田要太からの文章が届きました。虚空物語に『ときのおわり』として掲載します。


二千九年
十月三日 『銀画FACTORY展 vol.3』 Bloom gallery 大石忠彦、善家完、武田聡、山本学、吉岡亮
 同 日  『山本容子銅版画展』京文堂
十月十一日 『ありがとうPENTAX展』 Gallery Lime☆Lighit 企画展
十月十七日 『二人の視点写真展〜林順一郎と岡崎俊雄の世界』 アクロス
 同 日   『山村国夫写真展 monologue autumun』 Gallery ・DOT
十月十八日 『四條畷吹奏楽団第29回定期演奏会』四條畷市民総合センター内市民ホール
十月二十五日 『Gelatine silver ラヴ』 Gallery Lime☆Lighit
 同 日     『光銀本舗写真展 光銀事変 vol.1』高橋至郎、土橋政昭、七世光彦 Photo Gallery壹燈舎
十一月三日 『大東市民文化祭』サーティホール
十一月十五日 『黒い川』蓮実伸郎 Gallery Limelight
 同 日    『アウト・オブ・アガルタ 小林のりお写真展』 大阪Nikon Salon
十一月二十二日 山村国夫が亡くなる八十歳
十二月二日 平山郁夫が亡くなる七十九歳
十二月二十日『西川和利フォトグラフィデザイン作品展2010年ひめくりカレンダー vol.11(桜井市)』 Gllery・DOT
十二月二十三日 『大阪産業大学文化会吹奏楽部第26回定期演奏会』サーティホール
二千十年
一月十日 『Just こじまえみ写真展』WINDS GALLERY
 同 日  『more LimeLight』 Gallery LimeLight
一月十七日 『第38回グリーンコンサート』大阪府立淀川工科高校吹奏楽部 ザ・シンフォニーホール
 同 日   浅川マキが亡くなる六十七歳
一月三十一日 『風の中の日々?』 下瀬信雄 大阪Nikon Salon
二月六日 『6 motion 4th』 Gallery LimeLight
 同 日  『ミオ写真奨励賞作品展』 ミオホール
二月二十一日 『Sweet Concert』 大東ウインドオーケストラ et 住道中学校吹奏楽部、大東中学校吹奏楽部、諸福中学校吹奏楽部
二月二十七日 『甲斐扶佐義写真展 夢の抜け口出版記念展』 Gallery maggot
 同 日     『やわらかな時間の流れ vol.4』 兒嶌秀憲 Gallery & Darkroom LimeLight、Gallery美0
三月六日 『Cut & Past』 小西健三 Gallery Kai
三月十四日 『flower shower』 勝山信子 カフェショコラ三条御幸町
 同 日   ピーター・グレイブスが亡くなる八十三歳
三月二十日 『ニューファミリータウン』 堅田真実 Gallery Kai
 同 日   『重力と叙情』 カマウチヒデキ Gallery maggot
三月二十一日 『古代カルタゴとローマ展』 京都文化博物館
四月三日 『生誕150年 アンソール版画展』姫路市立美術館
四月十日 『柳岡正澄 鈴木郁子二人展』 Gallery & Darkroom LimeLight
 同 日  『オトメチカ in あしたの箱』金田アツ子 ギャラリーあしたの箱
四月十七日 『死なないための葬送…荒川修作初期作品展』『コレクション1 荒川修作と1960-70年代の美術』 国立国際美術館
四月十八日 『中納音楽教室 第44回演奏会』大東市総合文化センターサーティホール
四月二十四日 『常景 須田一政写真展』 大阪NikonSalon
 同 日     『残像 渡辺和子写真展』 ニコンサロンbis大阪
五月十五日 『トリノ・エジプト展』 神戸市立博物館
五月十九日 荒川修作が亡くなる七十三歳
五月二十二日 『スロウなまなざし』 高原淳 Gallery・DOT
 同 日     『植田正治写真展 写真とボク』 美術館「えき」KYOTO
五月二十九日 『陽だまり写真館』 杉本征克 Gallery Limelight
 同 日     『帝塚山音楽祭・エントランスステージ』FRog
 同 日     『大阪写真月間2010写真家150人の一坪展』オリンパスギャラリー大阪
 同 日     『猫まみれな40日』 野呂哲也・ハリモグラ Gallery maggot
 同 日     『Belakah 祝福された祝福』 兒嶌秀憲 Photo Gallery壹燈舎
 同 日     『Northern』 森山大道 アートスペースSix
 同 日     『イコノグラフィー2 銀河』 Palla/河原和彦 Gallery Kai et 銀杏庵
 同 日     『ビーゼロでビーゼロ』 Gallery 美0
五月三十日 『写真家 中山岩太 レトロモダン神戸 私は美しいものが好きだ』『美しき挑発 本能に生きた伝説の画家レンピッカ展』 兵庫県立美術館


 


夜空 金星と木星と月

この一年間一度も車を運転しませんでした。自分には不要の物だと思いました。高速道路の通行料金を安くしてやるから機械をつけろと宣伝していましたが、そもそも自分は高速道路を走りません。燃費のいい車に買い換えれば税金を安くしてやるとも言われましたが、それならいっそ車をやめてしまえばいいやと思い、車を処分してしまいました。これで自分がひとごろしになってしまう危険性を少し削減することが出来ました。パソコンもこのごろほとんど使わなくなってしまいました。投稿動画だの道路沿いの町の景色だのを眺めるためにスイッチを入れて立ち上がるのを待っているのが馬鹿らしい気がするし、たまに使うと、ソフトが勝手に更新されて、画面の様子がどんどん変わってしまい、訳の解らない帯ばかりが増えて肝心の画面が小さくて気分が滅入ります。何だかおせっかいなセールスマンにつきまとわれているみたいです。テレビをつけるとちでじにしろとうるさいので楽しくありません。自分は今のままで充分だしほっといてちょうだいと言っても、もうすぐ見えなくなりますと一方的に言われてしまい途方に暮れます。自分に必要ないものばかりが世界にみちあふれているようです。そうかと思うと、自分に本当に必要なものがどんどんと手に入らなくたりつつあります。先日もヨドバシカメラへネガ袋を買いに行ったら、また自分に断りも無く売り場の配置を換えていて、うろうろ探し回った挙句、やっと見つけたネガ袋売り場にずっと使い続けていた安価で量の多い商品が無くなっているのです。残っているのは高くて一寸しか入ってないくせにパッケージだけが立派なやつや、インデックスシートを二つ穴の綴じ代部分に入れるようにしてあるといった、一体何考えてこんなものを設計したのか理解に苦しむ商品ばかりになっているのです。じわじわと塵や汚物に生活空間が侵略されているような危機感を覚えます。鬱鬱鬱


二千九年
五月参拾一日 『大阪写真月間』ピルゼンギャラリー、大阪ニコンサロン
  同   日  『SLIDE SHOW』 谷川奈緒、宮城歩実、こじまえみ、宮本藍子 GALLERY PHOTOGLAM
六月 拾四日 『SOMEWHERES 2-Across the ocean』ギラド・ローネン Gallery Kai
六月弐拾壱日 『エコー夢夢25周年記念演奏会』大東市総合文化センターサーティホール
六月弐拾七日 『真夏のオリオン』篠原哲雄監督 TOHO CINEMAS梅田 シアター10
七月 拾弐日 『オディロン・ルドン展』『ポール・デルボーの不思議な世界』姫路市美術館
  同   日  『船と海の博覧会』兵庫県立歴史博物館
七月弐拾六日 『火焔土器の国5000年前のメッセージ』大阪府立弥生文化博物館
八月 拾参日 耕三寺及び耕三寺博物館見学
八月 拾五日 映画監督松林宗恵師が亡くなる八拾九歳
八月弐拾参日 『チュウ・バン!カメラde撮影会真夏のin天王寺ZOO!!展』Gallery Lime☆Light
  同  日   『やなぎみわ婆々娘々!』『慶應義塾をめぐる芸術家たち』国立国際美術館
八月二十九日 『20世紀少年−最終章−ぼくらの旗』堤幸彦監督 TOHO CINEMAS梅田 シアター2
九月   五日 『キダマサマ』鈴木郁子 Gallery Lime☆Light
  同  日   『ラストサマーコンサートinなわて』 四條畷市市民総合センター市民ホール
九月 十六日 PPMのマリー・トラバースが亡くなる七拾弐歳
九月 二十日 『糸 いと展』八田祐薫、山地菜央、前田和泉 Gallery Lime☆Light
  同  日  『道教の美術』大阪市立美術館
  同  日  『路地裏展覧会』 うらたじゅん millibar GALLERY




夜空 駅舎の上空の三日月

不況の影響で長いゴールデンウイークがはじまろうとしていた四月の末頃、何となく思いついて屋根裏部屋から古いビデオテープを下ろして、『電送人間』を久しぶりに見た。その数日後に主演の中丸忠雄が亡くなったという新聞記事を見て驚く。暫くメールをチェックしてなかったわいと思い、パソコンを立ち上げて見たら友人からのお父さんが亡くなったという知らせが入っていて驚く。その葬式の日に新聞を見たら、忌野清志郎が亡くなったという記事が出ていて驚く。さらに数日後に漫画家のやまだ紫が亡くなったという記事にも驚かされる。これで終わりかと思っていたら、中島梓も亡くなったというのでさらに驚く。それでなくとも春は心が乱れるのだが、今年は驚かされてばかりでつらい春だった。気力が減退気味。折角の休日も家の中に籠って、家族に「またそのきもちわるい曲」などといわれながらペンデレツキやメシアンを聴きつつ一寸横になるとすぐにウトウトと寝てしまうばかりで時が過ぎてしまった。


四月五日 散歩。むくどり、ひよどり、すずめ、きじばと、はしぶとがらす、せきれいを見かける。
四月十八日 『書架庫の夢魔』村田兼一 ライト商會、『kao展』 同時代ギャラリー、『飯村敬子展』 ギャラリーヒルゲート、『小さな旅のモノローグ』山村国夫 Gallery・DOT、『伊藤和也君追悼写真展アフガンに緑の大地を』 かぜのね、『根本敬展』 トランスポップギャラリー
四月十九日 『中納音楽教室第43回演奏会』 大東市立総合文化センターサーティホール
五月四日 『歴史の歴史』杉本博司 国立国際美術館
五月八日 画廊喫茶エコー軒先のつばめの巣が、からすに襲われ、雛が一羽さらわれるのを目撃する。
五月十六日 『日本人景 温泉川』有野永霧 大阪ニコンサロン

 


 



夜空 昇る満月

2009年
一月十六日 アンドリュー・ワイエス没。九十一歳。
一月十八日 『淀工吹奏楽部創部50周年記念演奏会』大阪城ホール
二月三日  泡坂妻夫没。七十五歳。
二月十四日 『「朝顔男」の世界』うらたじゅん トランスポップ・ギャラリー
        『微かな合図を垣間見る』勝山信子 PRINZ
二月十五日 すこし眼が痒い。
二月十六日 とても眼が痒い。
三月一日  『20世紀少年−第2章−最後の希望』堤幸彦監督 TOHOCINEMAS梅田
        鼻づまり。
三月二日  喉が痛い。熱が出る。夕方近所の内科医院を受診。大量の風邪薬花粉症の薬を出される。
三月八日  大学写真部OB会出席。
三月十四日 『BALAL混沌との狭間』兒嶌秀憲 PRINZ
三月十五日 雲雀があがる。
三月二十日 『鉄道祭り』近鉄百貨店上本町店
        『第3回☆6-motion展』Gallery☆LimeLight
        花粉症が沈静化してくる。
三月二十四日 画廊喫茶エコーの軒先に燕が帰ってくる。
三月二十五日 通勤途中の緑地で鶯が鳴く。
三月二十九日 『The Midnight Ramblers ライブ』カフェテラス・ハミングバード 


おなじみのThe Midnight Ramblers ライブ。私市から歩いて山越えて聴きに行きました。ソレハ何故かと問われたら、去年の二月に車検を受けて以来一度も車を動かさなかったらバッテリーが上がってしまったからです。車に乗らなければ果たせない用事など私には一年間無かったのです。自家用自動車は遂に私の生活に必要の無いものになってしまいました。税金もかかるし、邪魔なので、処分したいのですが、嗚呼! それすらめんどくさい。まだ庭先に放置されています。トコロデ、ライブですが、今年はランブラーズ+ワンで、『男らしいってわかるかい』etc.懐かしいナンバーもあって、楽しかったわけですが、特にガバチョ山岸の新曲『音楽は贈り物』が心にヒビキました。音楽は贈り物。演奏家から聴衆への、マタハ作曲者にとっては音楽の神様からの。それでは私がやっている写真は? 写真は賜り物。お天道様からの光と被写体様という対象があってこそ、さらにそれを記録するにはカメラさまという機械のお世話にならねばならないという何ともあなた任せな芸術で、さらにあろうことか私においてはカメラやレンズすら人からもらったり借りたりしたものが多いのではないかというような状態で、いやはやなんともです。




謹白2009年頭

昨年の暮れに加藤周一という難しいことを言うおじいさんが亡くなり、その追悼番組が放送されたのを眺めていた。ソヴィエト軍がプラハに侵攻したときの話を聴きながらぼくはうとうとしていた。はっと気付くと話題と場面がベトナムに変わっていて、ぼくは懐かしいの姿をブラウン管の中に見つけた。

のことをはじめて知ったのはぼくが大学の写真部でぐうたら部長をしていたとき。これといった行事もやらず、活動費を余らせてしまい、予算を使いきらないと来年度の活動助成金が大学からもらえないと、前部長パオパオの徳氏に怒られて、とりあえず何か写真集でも購入しようということになり、ではなにをかうかということで各人好きなことをいいなかなかきまらず、とりあえず無難なところで世界的に有名な報道写真を集めた本を買ったのだが、ぼくはその本の中で初めてに出会ったのだ。

の名前も年齢も国籍も知らない。何処かに書いてあったかも知れないが覚えていない。たぶん何処か南の方、ベトナムだかインドシナだかカンボジアだか、そのへんの何処かで、ようするに当時のぼくの世界に対する距離感や認識はその程度だったということだが、写真の中のは、頭に銃口を向けられていたのだ。銃口から逃れようとは顔をゆがめている。そこまで画面にうつされていたのかぼくの想像があとで作り出したのかわからないが、は後手に縛られている。キャプションにはがこの直後に射殺されたと書かれていたとぼくは記憶している。

写真集には他にも衝撃的な写真がたくさん掲載されていたのだが、ぼくはとりわけに深い思いを持った。はその時以来ぼくの中で永遠に殺されかけている男という存在となったのだった。逃れようも無い銃口を向けられたまま、は永遠に眼前に迫る死の恐怖を味わい続けているのだ。折に触れて、ぼくはのことを思い出しぼくがとなって死の恐怖を思った。はぼくだった。ぼくに突きつけられている銃口が透明で、ぼくを縛める縄は長く伸ばされているようだったが、基本的な状況はたぶんと何も変わらない。おそらくあなたも。さらにいえばあのときに銃を突きつけていた兵士のこめかみにすら、同じ透明の銃が突きつけられていたはずだ。

さて、寝ぼけまなこのテレビの中にそのが現われたのだ。は動いていたぼくは思わずあっと小さく叫んだ何かナレーションがかぶりまぬけな銃声がしてがぴょんとたおれカメラは手ぶれしながらもその姿を追い地面にころがり頭から血を流しているをとらえている小便小僧の放尿のような放物線を描いての頭から血が流れている。ぼくのなかで永遠に殺されかけていた人があっけなく殺されてしまった。がその場所に引き据えられるまでの時間はよくわからないが、銃口を向けられてから弾丸がの脳味噌を貫通するまで、ものの数秒だった。ぼくが学生時代に写真で見て以来ぼくの脳裏で反復されてきたの恐怖にゆがんだ表情はじつはそんな瞬間にすぎなかったのだ。

呆然としているぼくをよそにテレビの中では日本の学生運動の話がはじまっていた。見るべきものは見たと思い、ぼくはテレビを消して二階へあがり明日の仕事に備えて眠ろうとしたが頭の中では永遠に殺されかけていたが殺される映像がエンドレスでリピートされてなかなか眠れなかった。瞬間をとらえた一枚の、唯一の写真だと思っていたものが、じつはムービーでもとらえられていた。公開処刑だったようだから他にもアングルの異なったショットが存在しているかもしれない。はあのとき、銃とレンズを向けられていたのだ。はそれをどんな気持ちで見たのか。ニコンもツアイスもの脳裏に去来するものを記録することは出来ないのだ。自分で考えろということだろう。ぼくの頭にある『死を思う』のフォルダには『永遠に殺されかけている男』に加えて『一瞬のうちに殺された男』というファイルが作られた。これらのファイルは折に触れて自動的に開きぼくに死を思えと言い続けるのだ。

二千八年
九月十四日 映画『20世紀少年』堤幸彦監督 TOHO CINEMAS梅田
十月五日 『The Dog in France フランスの犬』尾仲浩二 ナダール大阪
十月十二日 『イコノグラフィー』Palla/河原和彦 Gallery Kai
        『第2回☆6Motiont展『R』』 フォトピアギャラリーPIAZ
十月十八日 『豊かな眼差し Martine Franck展』可必館・京都現代美術館
        『山村国夫写真展 monologue-autumun2008』 Gallery・DOT
        『逆柱いみり展』トランスポップギャラリー
十月十九日 『四條畷吹奏楽団 第28回定期演奏会』四條畷市市民総合センター市民ホール
十一月二十九日 『2009年写真ひめくりカレンダーVOL10』西川和利 Gallery・DOT
十二月七日 『Wind Quintet IPUNI Flute Ensemble COULEUR ジョイントコンサート』生駒市コミュニティーセンター文化ホール
十二月八日 『春城教室書道展』画廊喫茶エコー
十二月十四日 『How are you, PHOTOGRAPHY?』同時代ギャラリー他
          『農村集落の暮し』松見勝郎 『邂逅』岡本紗奇 京セラ・コンタックスサロン京都
十二月二十一日 『How are you, PHOTOGRAPHY?』ギャラリーカト
           『丸木位里・俊・スマ展』ギャラリーヒルゲート
           『大江ゆい個展/赤い箱』Rabbit Coffee
十二月二十八日 映画『K-20怪人二十面相・伝』佐藤嗣麻子監督 TOHO CINEMAS梅田

二千九年

一月十日 
お正月に年賀状のふりしてひそかに配達された一通の案内状に従い、私は誰にも気付かれず環状線天王寺駅を降り阪堺電車に乗った。天王寺から南は私にとっては殆ど馴染みの無い場所で、路面電車の運転席のすぐ後ろに立って、運賃二百円握りしめものめずらしげに外をながめたのであった。電車はごトごトと走り、私は車窓に映る町並みに心引かれ、降車を指定されている帝塚山三丁目よりも一駅前で降りて、道路を歩いてみた。へんに裏道に迷い込んで時間を使い目的地に着くのが遅くなってもイカンと思い、後ろ髪引かれながらも電車道を急いだ。
帝塚山学園幼稚園を過ぎ、お好み焼き屋の角を曲がると、そこが案内状に指定された場所であった。確かに看板が路上に置かれている。「Gallery Limelight」と書いてあるが門扉が閉ざされて中を伺うことは出来ない。だが諸君! 臆することはナイ。迷わず門を開けるのである。するとどうであろう!! 門の内側には鉢植えが幾つか置かれた何の変哲もない庭があり、更に中を伺うことが出来ない玄関ドアがあるではないか!!! 私は躊躇うことなくドアをあけるのであった!!!! 玄関の中もまた普通の住宅そのままで、まるで友達の家に遊びに来た様に「こんちわ」とか言ってしまうような雰囲気なのであった!!!!! 嗚呼諸君、しかし此処こそが、写真家兒嶌秀憲が造りだした写真の秘密基地なのであったいや別に秘密ではないのだが、兒嶌さんによれば、予算の関係で派手な宣伝をしていないというだけことだが、それならいっそ、秘密基地とか隠れ家とかゆうほうがわくわくするし。みんな知ってるけど内緒だぜみたいな。
外観は古びた二階建ての住宅だが、内部は板厚12ミリのボードに壁紙をはった壁面と照明設備を持つギャラリースペースが二部屋、引伸機三台と高級ステンレス仕様の特注流し台を有する暗室も備えてレンタル使用も出来るのだから、写真が好きな人にはたまりません。内緒ですよ
さて、そのギャラリーでは兒嶌さんの『やわらかな時間の流れ・vol.3』が展示されていて、表通りを時折走りすぎてゆく路面電車の音を聞きながら、ゆっくりと写真を見ていると、幸福というのはこのような一瞬に存在しているのだなあとつくづく思うのです。何年か先のある時、ふとその一瞬の記憶が蘇り、嗚呼あの日あの時あそこで写真を見た、その時私は確かに幸福であった。と確信するに違いないと思うのです。そんな時間が体験できる今回の写真展は一月十七日までこっそり開催中水曜定休。虚空研究所を見てくれたあなたにだけこの貴重な情報を内緒でお知らせします。それから、秘密の合言葉は「ぶんぼうぐのことならだいこくや」です。  






奴らの居場所#9

とりあえず写真展の期間は終了。でもまだ写真はエコーに展示中。

八月十三日 新幹線で広島。在来線で宮島口。連絡船で宮島。厳島神社参拝。宝物館で平家納経を見る。広電西広島乗換えで乗った電車は被爆電車で坂道では焼け付きそうなモーター音を響かせて走る。宇品からスーパージェットで松山観光港。電車乗り継いで帰省。夕食でビールと、もらい物の高い焼酎をロックで飲んで昏倒。

八月十四日 同じように飲んで昏倒した父は翌日には元気恢復して「迎え酒でもしたらしゃんとすらい」と沈没したままの私の枕元へ缶ビール持って来るが私の胃は何も受け付けない。父は昔癌の手術で胃をなくしているので平気なのだ。おもえばここ二週間仕事が忙しく体調が悪かったところへ普段飲み慣れん高級焼酎を入れたものだから胃がたまげたんじゃのう。結局その日は飲まず食わず頭痛が痛くて殆ど寝たきりとなり、腰痛も痛くて寝返りをうってはまた胃が気持ち悪くなりお酒の神様に申し訳なく、写真を撮ろうにも二眼レフが重すぎてフイルムをよういれんので、三十五ミリで部屋の中や庭をちょっと撮ってはまた横になるといった状態で写真の神様にも申し訳なく、こんなすてきなピーカンの夏の日に写真が撮れんとはムゴイことじゃのう。いつだったか誰かのブログであえて写真を撮らない日を作ろうと言っているくそ馬鹿がいると知ったが、そんなくそ馬鹿にはわしの気持ちはわかるまいこの人生であと何回こんな素晴らしい晴天があろうか、晴天であろうがなかろうが今日は今日しかないものを撮りたい時に写真が撮れんのは情けないのう。しかしこの体調では炎天下に出たらたちまち蒸発すらいとおもい日が傾くのを待ち、何とか二眼レフ首に下げて墓参りの行き返りに写真撮り帰って風呂入ってまた寝る。

八月十五日 昼の電車で高浜。観光港からスーパージェット。今日はかなり恢復したので港や船内からみえる景色を写真にとりながら宇品まで。夜七時過ぎに帰宅。

八月十六日 まだ本調子ではない感じで家でごろごろ。昨日の航海の余韻で、船舶関係の雑誌のバックナンバーを読み返したり、今年の夏休みの課題圖書『海底二万里』の続きを読んだり、夏の定番CD『黒いオルフェ〜オリジナルサウンドトラック〜』聴いたりする。
八月十七日 家の掃除。CDあがた森魚『日本少年』後半を聴く。これを聴くとああ夏休みももうおわりじゃと毎年思うのです。とくに今年は海底二万里も読んでいるので、ことさらに心に染みます。体調はだいぶんもとにもどりつつありますが、まだお酒を飲みたいとは思いません。ああ今年はちょっと情け無い夏休みになってしまいました。元気を出す為に『日本少年』の歌詞カードにある、わしがぼーずあたまの中学生の頃から大好きな文章を引用します。

 『夢は踏切れる事はあつても、決して醒める事は無い。僕達は其れを識つて居る。識ら無いのは、否忘れてしまつて居るのは大人達丈だ。彼等は、もう夢など見る術も無いと想ひ込んでしまつて居る。悲しい事では無いだらうか。夢など決して醒める筈も無いのだ。
 僕達は決して忘れ無いだらう。僕達は生きる歓びは、子供の頃見續けた夢をひとつひとつ實現して行く事に他ならない。
 アイザツク・ニュートンの様に、ベンジヤミン・フランクリンの様に、チャールズ・ダーウインの様に、アルバート・アインシユタインの様に、ライト・ブラザーズの様に、トーマス・エデイソンの様に。』(振り仮名省略、躍字は仮名に改めた)

八月十八日 今日からまた仕事いやだなーとおもいつつ開いた朝刊に福岡正信が九十六歳で老衰で亡くなったという小さな記事を見つける。以来一週間福岡正信について思い続ける。

八月二十四日 『宮本常一が歩いた日本 昭和37年〜39年』宮本常一 ニコンサロンbis大阪、『Requiem東京大空襲』広瀬美紀 大阪ニコンサロン。本屋で福岡正信の著作立ち読みするが軍資金乏しく結局買わず。小西模型と中古カメラ屋、レコード屋覗いて帰宅。






奴らの居場所#8

二千七年
十一月四日 『夏日―natsubi』ミミタカシ ギャラリー・グレイス
十一月十八日『記憶の中の風景』高原淳 Gallery・DOT、『RE*LOVE』吉田ヤスヤ ギャラリー・グレイス
十一月二十三日 年賀状写真撮影に須磨へ。海浜水族園のイルカのスマイルが死んだことを知って驚く
十一月二十四日 『静・動・夜』西川克二 海岸通ギャラリーCASO

十二月十六日 『How are you,PHOTOGRAPHY?』 同時代ギャラリー、『京都現代写真作家展』京都文化博物館〜アスタルテ書房〜鳩居堂〜三条サクラヤ、『やわらかな時間の流れ vol.2』兒嶌秀憲
十二月二十三日  『How are you,PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーカト

二千八年
一月十九日 『毒男の世界』湯本源太 ギャラリー・グレイス
一月二十日 『グリーンコンサート』大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部 フェスティバルホール

二月二十二日 先日来続いていた腰の痛みで体曲がらず近所の整骨院へ行く。腰の痛みは二月一いっぱい続く
三月はじめから眼が痒い。今年も花粉の季節が

三月十五日 『公的なるイメージ』樋口裕昭 Gallery・DOT 『第1回☆6−MOTION展』ギャラリー・グレイス
三月二十二日 『日々の泡』小嶌恵実 GALLERY PHOTOGLAM

四月十九日 『mo no lo gue-2008』山村国夫 Gallery・DOT
四月二十日 高校のクラス会幹事にメールするために数ヶ月ぶりにパソコンを立ち上げる。ついでにニコンサロンのサイトで、下瀬信雄展が二十二日までと知り、「イケマセンがな」とショックで飲酒。
四月二十六日 『アイム・ノット・ゼア』トッド・ヘインズ監督 梅田ガーデンシネマ、『樹霊』大坂寛 大阪ニコンサロン
四月二十七日 『ようこそ恐竜ラボへ!』大阪市立自然史博物館

今年の花粉症は思いのほか症状が軽くて、遂に体内に抗体が出来たか、あるいは正月からこちら経済的理由で飲酒を控え気味できたのがよかったのかと友人にメールしたら今年はみんな軽かったといわれてがっかりしたが、連休明けから鼻と喉に違和感があり咳と痰と鼻づまりが続く。

五月三日 『姫路菓子博』 姫路城周辺
五月十七日 『凶区』森山大道 HEP HALL
五月二十五日『故郷歳時記−祭−』西山たかし Gallery・DOT
五月三十一日 胃カメラ予約。大阪写真月間2008ピルゼンギャラリー、冨士フイルムフォトサロン大阪

六月七日 胃カメラ。胃壁に外圧要精査なる所見とりあえず来週CT予約。『ライカで散歩』北井一夫 NADAR,、大阪写真月間2008大阪ニコンサロン
六月十四日 CT撮影するも医師は首をかしげ、よくわからないという。腸が圧迫しているのだろうとおもうけれど、念のためエコーか、造影剤を入れてみようかなどと言い出す。とりあえず来週レントゲン科の医師の所見を聞くことにする。
六月二十一日 CT結果レントゲン科所見。胃の圧迫は結腸による。問題なし病院の帰りにギャラリー巡りして写真展のポストカードを置かせてもらう。

写真展のおしらせ:来る七月六日よりJR四条畷駅前の画廊喫茶エコーにて写真展『母港』を開催します

七月五日 暑さの午後、マットに入れた作品の風呂敷包みを乗せたコロコロを引っ張ってエコーへ搬入。額にいれる。壁に掛けている途中で、去年エコーで三人展やったCONTAさんが来てくれる。
七月六日 初日午後から会場へ行き、『駒井哲郎 若き日の手紙』を読む。まんどりん倶楽部さん夫妻がきてくれる。

七月七日、九日、十二日 エコーに夜寄る。最近はマスターの蔵書から、今は無き『FROG』というギャラリーが出していた機関紙を読ませてもらっている。有名な写真家や評論家も文章をかいているが、私のお気に入りは五井毅彦『ギュレギュレ日誌』。まるで悪い夢のような、よくわからない文章が気になってしょうがない。
七月十三日昼食後先週の続きのフイルムの入ったマミヤユニバーサルプレスで写真撮りつつカラーフイルムを55stasionへ現像に出しエコーへ。駒井哲郎の続きやらマスターが出してくれた今は無き『PHTO JAPON』や『FROG』など読み眠くなってしまい、カメラのフイルム入れ替えて写真を受け取りに行きつつ写真を撮りなおかつ電気屋で家族に頼まれていた家の電球も買ってエコーに戻ると村田兼一さんと山崎さん福岡さん、うろぼろす堂さんが立て続けにやって来たたのしい日曜日。

七月十九日 午後から子供連れてエコー何時もより遅い会場入りで折角来てくださっていたこじまえみさんらには会えず。

七月二十日 会社の同僚のお母さんが『母港』の撮影地である郡中の出身ということで見に来てくださる。「ここは警察署の近くの道」「この墓地に仲の良かった友達のお墓がある」と写真の中へ入っていただき、うれしいひと時。午後からはうろぼろす堂さんとミミタカシさん勝山信子さんがやって来て素晴らしい日曜日。七月二十一日 今日は友人の詩人空安さんが来てくれる。人生や文学やテレビやマンガや映画や音楽や健康や宗教について話すしみじとした休日。

七月二十七日 午後から写真撮りながら会場へ。既に奈良に住む大学時代の友人夫妻が帰った後だった。遠路きてもろたのに申し訳ないことをしました。奈良からもう一人高校時代の友人がやってくる。卒業以来の再会を果たす。その後、京都の亀村ヨシノブさん。続いて、うろぼろす堂さんと兒嶌秀憲さんがやってくる。みんなで放課後の写真部のような時間を過ごす。

八月一日 六時過ぎに仕事を終えてエコーへ。・DOTの岡田さんがやってくる。まずビール。写真見てそれから・DOT誕生前夜の裏話など聞かせていただく夢のような夜。

八月二日 一応今日で写真展「母港」最終日。休日出勤を定時で切り上げエコーへ。
みなさまご来場ありがとうございました。会期は終了しましたが、もう暫く写真は掛けたままになっているのでお近くへお越しの節はどうぞ覗いてやってください。

八月三日 梅田へフイルムの買出し。暑いので何処にも寄らず帰宅。いやちょっと中古カメラ屋とCD屋覗いて帰宅したら家族が住道へ行くというのでまたくっついて出かける。
『Welcome to my hometown! 〜住道駅前探検隊』中村協子 大東市立生涯学習センターアクロス。






奴らの居場所#7

七月十六日 『ニホンの風景』須田一政 ニコンサロン大阪
七月二十九日 『魔笛』ケネス・ブラナー監督 OS名画座
八月五日 『サマーポップスコンサート』関西フィルポップスオーケストラ藤岡幸男指揮 伊福部昭『SF交響ファンタジー1番』をなまで聴いて感激。
八月十一日 帰省の途中呉に寄る。呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)、海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)見学。うまれて初めて潜水艦に乗った。
九月二日 『フィラデルフィア美術館展』『新象展』京都市美術館。
九月九日 『聖なる山々』永坂嘉光 『里山の仏たち』入江泰吉 入江泰吉記念奈良市写真美術館。久しぶりの奈良。道に迷う。
九月十六日 『シュルレアリスム展』姫路市立美術館。エコーのマスターに教わり山陽特急で行く。
九月二十九日 『"PRINCES OF DESIRE"写真集刊行記念展』村田兼一 乙画廊
十月六日 『夜毎の悪夢』亀井吾郎 ギャラリーグレイス、『東京夢譚』鬼海弘雄 ニコンサロン大阪。
十月二十日 『小さな旅のモノローグ 丹波路』山村国夫 Gallery・DOT 『佐伯俊男・あかいはこ発売記念展』トランスポップギャラリー







奴らの居場所#6

ゴールデンウイークは家族旅行で東京ネズミーランド、東京タワー、浅草。おやじオプションは横須賀の記念艦三笠と上野の国立博物館。

五月十三日『小さな旅のモノローグ・木曽中山道』山村国夫 ・DOT 

五月十九日毎年恒例の胃カメラ予約の為病院へ。その後『関西写真家たちの軌跡100年』兵庫県立美術館 、『distance』西川克二 Gallery Kai、『HOTEL』須田一政 Nadar、ベルリンブックスでレオン・スピリアールト展図録見つけて買う。この日は体調悪く、鼻水だらだらで、岩宮武二の洟垂れ小僧の写真と向き合うことになった。

五月二十日体調不良だが出かける。『ミラン・ファノ・ブラトニー写真展』gallery176、『東京1980』須田一政 BIG STONE Gallary(ママ)。紀伊国屋書店、ヨドバシカメラ。帰宅後発熱。

五月二十一日仕事帰りに内科受診。医師は症状を聞いて「今流行りの風邪です私もひいてます」といい大量の薬を処方。
近所の田圃に水が張られる。

五月 二十六日胃カメラ。異常なし。その足で京都。『記録』森山大道 ARTZONE、寺町通りを北上三月書房覗く。便意を催し何も買わず出て御所まで歩きトイレをかりる。『若冲展』相国寺承天閣美術館、『鈴木翁二展』トランスポップギャラリー。

六月三日大阪写真月間『写真家150人の一坪展』ピルゼンギャラリーと冨士フイルムフォトサロン、『子供の時間』小西淳也 gallery176、ヨドバシカメラでフイルムを買いレジで「ポイントため」といって財布を開けたら諭吉が一人もいなくてあわてる。ポケットに一葉がいたので事なきを得た。貧乏はかなしい。

六月十日映画『ロストロポーヴィチ人生の祭典』梅田ガーデンシネマ、『毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト』テアトル梅田、レコード屋でCD『高田渡/高田漣 27/03/03』、『乗物図鑑』あがた森魚。また諭吉はいなくなってしまった。



奴らの居場所#5

二月十一日 『明智小五郎の事件簿』 黒蜥蜴』宝塚歌劇団花組 宝塚大劇場
      『ビジュアルアーツ卒業制作展』冨士フォトサロン大阪 梅田

二月十四日 眼が痒くなる。

二月二十五日 『OKINAWA』須田一政 ビッグストンギャラリー 十三
       『書道展』画廊喫茶エコー 大東市

三月二十七日 今年初めて雲雀の声をきく。
三月二十八日 今年初めて燕をみる。
今年の春の歌はあがた森魚のアルバム『ピロスマニア海へ行く』の中から『大理石に春を告げよ』
四月一日 黄砂。『The Midnight Ramblers ライブ』カフェ ハミングバード 生駒市
四月七日 ベルギー王立美術館展、杉本博司新収蔵作品展『様々なる祖型』国立国際美術館 中之島

四月十五日 『中納音楽教室 第41回演奏会』サーティホール 大東市




二千六年

九月二日 晴。佐川美術館有元利夫「女神たち」。
十月一日 雨。天王寺ミオ「Mio写真奨励賞展」、サブタレニアンズ村田兼一「迷宮の眠り姫」。
十月二十九日 晴。大東市アクロス「絵画と写真二人展」、姫路市立美術館「ロダンの系譜」。
十一月四日 晴。ナダール尾仲浩二「GRASSHOPPER-next jump-」、
        国立国際美術館小林信治「干渉する世界」「Collection 3」。
十一月十八日 曇。Gallery・DOT山村国夫「小さな旅のモノローグ・信楽の里」、
         neutron「FRAGILE」谷口和正。
十二月十日 晴。同時代ギャラリー「How are you photography」
        Gallery・DOT宮川和博「TRACE IN SNOW」
十二月十七日 曇一時雨。フェスティバルホール サンクトペテルブルグ室内合奏団
            「クリスマス/アヴェ・マリア」
十二月三十一日 晴。シネリーブル梅田 合田経郎「こま撮りえいが こまねこ」

二千七年

一月十四日 晴。大阪府立淀川工業高等学校・工科高等学校吹奏楽部
       「第35回記念グリーンコンサート」
一月二十日 晴。ドーンセンター「コミカル&シニカル」。
        国立国際美術館「夢の美術館−大阪コレクションズ」
一月二十八日 晴。シネリーブル梅田 実相寺昭雄他「ユメ十夜」

といったように遊びほうけておりました。更新ほっぽらかしで申し訳ありませんでした。

 



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