此れまでの表紙4

2019年9月~


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虚空画廊に『いきかえり2022』


私も『ゴジラ-1.0』を観てきました
この作品で描かれたゴジラは
これまでの作品のゴジラとは大きく異なっている
と私は思いました

これまでのゴジラ映画ではゴジラを
我々の想像を超えた生物として描いてきました
古代の恐竜の生き残りが放射能の影響で・・・とか
帰巣本能があるので日本に現れる・・・とか
体内に核エネルギーを食べるバクテリアがいる・・・とか
イキモノとしての設定が物語の基底にありました
ところが今回のゴジラは何だか様子が違うと
私は思ったのです

この作品のゴジラは反生物=死そのものだと
私には感じられたのです

物語の舞台は太平洋戦争末期から戦後
登場人物の全員が「自分は生き残ってしまった」という
負目を抱いて生きているという世界にゴジラは現れ
生きるために戦う人や生き残った人々を殺し
空襲で焼け残った街を破壊するのです

生きているものは誰一人として死を免れる者はなく
全ての物体はやがて失われるのだと我々に思い知らせるために
ゴジラは我々の前に立ち塞がるのです

〈すべてはいつかうしなわれる〉
日々暮らしていると忘れてしまいがちな真理を
この映画は私に思い出させてくれました

私もやがて私の前に現れるゴジラを待ちながら
生きてゆこうと思いました


巡礼記 202309-202312

20230923
『神野立生銅版画展』 LADS GALLERY

20231007
『武田史子展』 ギャルリプチボワ
『言葉のように』松田彰 LADS GALLERY
『島村由希 OIL vol.3』 乙画廊
『中村ちとせ銅版画展』 大阪現代画廊

20231009
『沈黙の艦隊』吉野耕平監督 イオンシネマ四條畷

20231013
西内ミナミ没85歳

20231014
財津一郎没89歳

20231021
『第69回シュピーゲル写真展』シュピーゲル写真協会
『第94回浪展』浪華写真倶楽部
『日々の蒐集』 sonemya 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
『田中美穂植物店 個展』 hitoto
『ラッキーロードとグッディハウス』sugako GALLERY04街区
『イメージの永劫回帰Ⅳ-視えない世界へ-』三塩佳晴 ワイアートギャラリー

20231028
『Iconography-瞬き-』PALLA KAWAHARA Kazuhiko Gallery Kai
『曽根唯夫展〜共鳴する色彩のハーモニー〜』楓ギャラリー
『ISHIBASHI Shiro Silence』 +1art
『木の詩〜walk in the mountains “spring”』ゴトーマサミ BE=Lab & Gallery

20231103
『輪郭をなぞる』安藤智 hitoto
『史枝個展 ケーキをカットするような』GALLERY 04街区
『Walking/Unfocusing』吉濱翔 +1art
『Star Boy-洪水の夜-』垣本義美 The Third Gallery Aya
『猿澤恵子と土師清治-今デキルコト-』LADS GALLERY

20231111
『ゴジラ-1.0』イオンシネマ四條畷

231118
『みかのはらーと 2023』 寺子屋やぎや

20231119
向井孝行没91歳

20231126
『夢現-ゆめうつつ-森天飛画集刊行記念展』ギャラリーロイユ
『Beggars Banquet 9 フォーク・ブルース集』DJ竹田雅弘
 アトリエ凹凸ギャラリー

20231202
『INVISIBLE BLUEPRINT 透明な設計図』江上里絵子 GAMOYON GALLERY
『チャリティー&オークション9th 音楽 MUSIC』+1art
『満ちても欠けても EVERYDAY IS A NEW NEW DAY.』前田あいみ carbon
『かそけきもの』園田源二郎 GALLERY 04街区
『中西圭子展 水と夢〈景〉』 LADS GALLERY

231216
『柄澤齊展 夢日記』 ギャルリプチボワ
『この街のどこかで 鈴木なるみ×ワシオエレナ二人展』GALLERY04街区
『亀井美千代展 宇宙の原形、人体のうちそとを描く』ワイアートギャラリー
薩摩剣八郎没76歳


巡礼中の電車の中で読み続けていたトーマス・マンの『魔の山』を読了しました
疫病の流行が落ち着いてきたと思ったら東欧に続いて中東でも戦争が始まって
『魔の山』の主人公も山の療養所を出て第一次世界大戦に出征してしまいました
そんなわけで次の読書は戦争を描いたものにしようと岩波文庫の『太平記(一)』を買ってきました



虚空画廊に『ヤマムラさんにもらった印画紙にプリントした光景(その2)』


私が『忘箱2 閉ざされた半球』に記録した「なにわの海の時空館」は
赤字が嵩んで10年前に閉鎖され当時の大阪市長は館の中心展示物の
菱垣廻船を壊して風呂屋に焚きもんとして払い下げるなどと言い出し
物の値打ちのわからない馬鹿丸出しぶりで私は呆れ返ったものでした

馬鹿は市長だけではなく施設を再利用して金儲けを企む事業者も
菱垣廻船を海賊船風に改造して当時流行っていた漫画の
アミューズメント施設などというプランしか出すことができず
結局何も実現することなく今日に至っているのでした

何も実現しなくても莫大な維持費がかかり続けるので
大阪市はまたぞろ施設利用事業者の募集を行ったという
報道がありましたが時空館が金儲けのためのハコではなく
「大阪の海運に関する歴史博物館」であるということを
誰も思い出してくれないのはなぜなのでしょう

河村瑞賢による航路開拓にはじまる
近世の海運の発展から明治以降の内航事業や海外貿易まで
時空館が語らなければならないものがたくさんあるはずです
閉鎖前の時空館は小学生の校外学習施設レベルの展示内容でした
私たちが望む海事博物館がそんな子供騙しでよいわけがない
さらなる資料収集・資金調達が必要ですが大阪市は一円も出したくない
民間の強力なスポンサーが必要ですが私にはその心当たりがあります

船の科学館に日本財団が郵船歴史博物館に日本郵船が神戸海洋博物館に川崎重工業が
ついているのなら大阪の海事博物館には大阪の船会社を統合して出来た大阪商船が
三井物産系の三井船舶と合併して出来た商船三井しかありません

時空館のエントランス棟を往時の貨客船風の外観
(柳原良平さんのイラストを立体化)に建て替えて
「商船三井海事博物館」にして近現代の海運の歴史を
商船三井の会社のあゆみと共に紹介すれば瀬戸内海航路の客船も
戦前の海外航路の貨客船のことも語ることができるではありませんか
クルーズ客船日本丸のディナーメニューも提供するレストランを併設し
食い意地の張った人々の集客を目論むこともできるでしょう

そしてエントランス棟と海上の橋で結んだ球体は
菱垣廻船にはじまる和船の発展とそれによる海運によって結ばれていた
日本各地の港町とそこから大阪に運ばれた様々な物産を紹介する展示室とします
庶民生活に特化した大阪暮らしの今昔館や戦国から近世の大阪に特化した大阪城天守閣
そして古代から近代まで総合的に大阪の歴史を紹介する大阪歴史博物館に加えて
国内外との海上交易という視点から大阪の歴史を語る博物館を創るのです
私は物の値打ちのわからない馬鹿どもから大阪の海事博物館と
実際に海上を航行したこともある縮尺1/1の模型船「浪華丸」を
守りたいと思っているのです池田さん


巡礼記 202306-202309

20230602
上岡龍太郎死亡の報道(230519 81歳)

20230603
『Elusiveness of Shadow』ミコワイ・ポリンスキ +1art
『Natura morta in cameraー部屋の中の静物ー』成田直子 GALLERY 04街区
『土っ子』野田幸江 hitoto

20230611
国立民族学博物館 常設展示観覧

20230617
『TARUHO郷愁の作家イナガキタルホへのオマージュ《地上とは思い出ならずや》』
まりのるうにい他 galerie L'oeil

20230624
『東かおる展』 LADS GALLERY
『版とことば展』柄澤齊他 ギャルリプチボワ
『手にとる展』 +1art

20230701
吉田豊治(九里一平)没 83歳

20230707
PANTA没 73歳

230715
『薔薇園断章 豊永侑希展』 ワイアートギャラリー
『柴山水咲個展 書かれていないこと』 GALLERY 04街区

20230716
ジェーン・バーキン没 76歳

20230723
『Beggars Banqet 6 ブルース・スプリングスティーンのライブ盤レコードを聴く』
DJ竹田雅弘 outotsu Gallery

20230729
『坂東壯一の銅版画作品でたどる Chronicle』 ワイアートギャラリー
『イトウヤエ陶展』『前田大介展 眼窩の漂流あるいは景色』 LADS GALLERY
『硝子絵展』林孝彦他 ギャルリプチボワ

20230806
『ジェーンとシャルロット』シャルロット・ゲンズブール監督
シネ・リーブル梅田
『古道具トランク蚤の市』 GALLERY 04街区

2023809
ロビー・ロバートソン没80歳

20230902
『土偶の日常』やまもとひさよ  GALLERY 04街区
『もりとうみと 林千絵水彩画展』 ワイアートギャラリー
『コンポジション』はしもとなおこ hitoto

20230907
西村朗没69歳

20230908
寺沢武一没68歳

20230915
土田よしこ没75歳

20230916
『光を放つ風景3』田中靜 ワイアートギャラリー
『Tiny Desk』塩見真由  GALLERY 04街区



虚空画廊に『ドツペルゲンゲル氏のデジヤヴ 1』


自転車の荷台に縛りつけた竹の行李に幼い私を乗せて
おじいさんは西の浜へ連れて行ってくれました
夏の間は毎日のように汐の引いた遠浅の砂浜で砂遊びをしましたが
もうお盆じゃけん海に入ったらエンコに引かれるぞよ

おじいさんに言われて自転車の上から海を眺めているうちに
この海の向こうには何があるのだろう

ふと
思ったのです
海の向こうには何があるんじゃろう

おじいさんに聞くと
広島よ

教えてくれました
私は
海の向こうの広島の海岸にも
おじいさんの自転車の荷台の行李に乗った私がいて
ちょうど今おじいさんに海の向こうには何があるんじゃろう

聞き
海の向こうのおじいさんは愛媛よ

教えているのだろう

思いました


巡礼記 202304-202305

20230408
『passage』小川未知瑠・林葵衣・米子匡司 +1art
『遠くつながる』福井悠 +2
『グラウンド・ダイバー』小松宗光 gallery 176

20230414
新聞に片桐夕子死亡記事 20221016没 70歳

202300422
『空気中には様々なものが漂っている』山本恵 hitoto
『キリコ個展 The World』 GALLERY 04街区
『百々武写真展 海流』ビジュアルアーツギャラリー

20230506
『不失花 うせざるはな』石川文子 solaris
『たいようをみる』川嶋守彦 LADS GALLERY

230511
新聞に高見のっぽ死亡記事 20220910没 88歳

20230520
『瞬きの化石』前田あいみ GALLERY 04街区
『幻想の庭園をつくる 長野順子 銅版画展』
ワイアートギャラリー

20230528
『大阪写真月間2023 写真家150人の一坪展』
富士フイルムフォトサロン大阪

『楢木逸郎写真展 PORTRAITS Works in Color 1996-1998』
Gallery Kai



虚空画廊に『いきかえり2021』


坊主頭の中学生が学校の図書館から借りた本は
黒い表紙の日本の文学全集の一冊で
萩原朔太郎・三好達治・西脇順三郎の作品を
集めたものでした

読んでみると
達治の作品は真面目な学校の先生のようで
わかりやすいが退屈だ(坊主頭の中学生の個人的な感想です)
朔太郎は
「くよくよゆうて仕事もせんとふらふらしよる、あいつは のらじゃ」

親戚に言われているおじさんのようで
中学生が知りたいオトナの秘密も
こっそり教えてくれそうに思えました
(坊主頭の中学生の個人的な感想です)
そして
若い頃は外国で暮らしたこともある
西脇のお爺さんの言ってることは
坊主頭の中学生には
サッパリわからないのでした
(坊主頭の中学生の個人的な感想です)

その後
坊主頭の髪が肩まで伸びても
朔太郎おじさんが人生のみちしるべ
いつかはおいらも
彼女と遊園地の模擬飛行機に乗ってみたいものだ

思っていましたが
伸ばした髪を切って就職したりなんかしてみると
達治先生も朔太郎おじさんも
世間の荒波を乗り切る助けにはなってくれません
身過ぎ世過ぎに頭もすっかり白くなった頃
岩波文庫の棚に西脇順三郎詩集があるのに気がつきました
読んでみると
迷いに満ちた白髪頭にその言葉が染み渡るではありませんか
野原を彷徨い取り留めもなく浮かび消える思考に向かい合え

西脇のお爺さんは教えてくれました
(白髪頭の中年男の個人的な感想です)

西脇のお爺さんのおかげで
惑える不惑の日々をなんとかやり過ごし
白髪頭も何やら頼りなくなってきたこの頃
この先足腰が弱ってきたら野山をさまようこともままならぬ

心配になって
屋根裏から
紙が茶色く焼けてしまった新潮文庫の朔太郎詩集を下ろしてきて
久しぶりにぱらぱらめくっていると
朔太郎おじさんが教えてくれました

都会の片隅の酒場でただ一人
昼間からビールを飲んで寂しく生きよ


去年は
朔太郎おじさんの何かの周年だったそうで
『すべての詩人は宿命である』という
おじさんの詩論を集めた本が出たというので買って読んだら
達治先生や西脇のお爺さんについて書かれた文章があって
おやおや坊主頭の中学生の感想も
当たらずとも遠からずじゃったわい

ちょっと嬉しくなりました


巡礼記 202301-202303

20230121
『春の女神展2023』ワイアートギャラリー
『現代絵画と古いもの』GALLERY 04街区
『雷を捕まえる』吉浦眞琴 柴田町画廊

20230128
『BORDER』郡裕美 +1art
『児玉房子の大阪』 The Third Gallery Aya
『例えば、寄せただけ』髙柳恵里 サイギャラリー
『森内敬子と具体コレクション展』 LADS GALLERY

田川律没87歳

20230205
辻村寿三郎没 89歳

20230212
『18th Sweet Concert』
大東ウインドオーケストラ
サーティーホール 大ホール

20230213
松本零士没85歳

20230214
岡田徹没73歳

20230218
『大阪中央フォーラム』梶原瑞生 +1art

20230223
『小池結衣 メゾチント展』 ワイアートギャラリー
『またたく、』 百世 柴田町画廊
『Personal reality Show 18』イシイアツコ LADS GALLERY
『岩橋耕希展』LADS GALLERY

20230303
大江健三郎没88歳

202304
『VEW OSAKA THE DOME あれから10年』東松至朗 solaris
『質より量への誘いが最も危険なことだ』竹田雅弘 Maronie

20230311
『Second Stage』安藤由佳子 +1art
『鱗のある庭』村上ルミ +2
『光の方へ』reiko. matsuno GALLERY 04街区
『高松ヨク・藤原舞子展』 ワイアートギャラリー
『喜多敏郎展』LADS GALLERY
『ニノ・カルミゼ展』LADS GALLERY
『favorite』サイギャラリー

20230317
田主誠没80歳

20230318
『或る日、何処かの』
海老優子・岡林真由子・小野潤一
ギャラリーモーニング
『風吹く地』八太栄里 柴田町画廊

20230322
団時朗没74歳

20230324
飯塚定雄没88歳



虚空画廊に『ヤマムラさんにもらった印画紙にプリントした光景(その1)』


疫病が流行を始めた年の5月から読みだした
『デカメロン』を読み終わりました
用事で出掛けた際の電車の中や
電車待ちのホームで読む本だったので
全三巻読むのに三年がかりとなりました

とはいえ
疫病の流行は未だ続いているので
次の読書も何か病気ネタにしようと考えて
トーマス・マンの『魔の山』を読むことにしました
岩波文庫版を持って本屋をうろついていたら
新潮文庫にも『魔の山』があるのに気づきました
何と訳者は私に内田百閒のことを教えてくださった
高橋義孝先生ではありませんか!
何と値段も岩波よりも安いではありませんか!
迷わず岩波版を棚に戻しました

実は私
坊主頭の中学生の頃
『魔の山』に手を出したことがありました
どくとるマンボウ北杜夫先生に教えられて
トーマス・マンの短編を何冊か齧り
町立図書館にあった世界文学全集に入っていた
『魔の山』を借りてきて読み出したのですが
延々と続くサナトリウムの日々は中学男子には退屈で
何時になったら恐ろしい魔物が大暴れするんじゃろうと
思っているうちに貸出期限が来てしまいました

白髪頭の年寄りになって
改めて読んでみると
退屈だと思っていた生活が
どれほどスリルに満ちていることか!

また楽しい読書時間を過ごせそうです


巡礼記 202211-202212

202201106
『伊勢物語 絵になる男の一代記』中之島香雪美術館

20221112
『RECORD OF THE DAY』シュヴァーブ・トム +1art
『last night…』河嶋菜々 +2
『day day day』大森裕美子 サイギャラリー

大森一樹没 70歳

20221119
『生えてきた芸術祭 みかのはらーと』
岩田カヲリーヌ他 寺子屋やぎや

20221127
『水と夢』中西圭子 LADS GALLERY

20221203
『Charity &Auction 8th onomatopoeia』+1art
『柄澤齊《夜間飛行》』ギャルリ プチボワ

20221204
『MAD GOD』
フィル・ティペット監督 シネ・リーブル梅田シアター2

20221228
藤井旭没 81歳



虚空画廊に『眠り男の散歩2』
虚空文庫に『はたらくおじさんのひみつ テレビという幻覚』


夏に奈良で
あんなことが起きたので
いなのとひら・のとこば

あの歌が
久しぶりに聴きたくなって
ユーチューブに潜りこんだら
豐田勇造が
私立小学校建設用地をめぐる
あの事件

ことを歌った『改竄』という歌が
出てきました
ラジオやテレビから流れてこない

面白い歌
もっともっと聴いてみたいものです


巡礼記 202208-202210

20220812
ウォルフガング・ペーターゼン没 81歳

20220905
おおたか静流没 69歳

20220910
ウィリアム・クライン没 96歳

『近すぎて視えない—野嶋革銅版画展』 ワイアートギャラリー

20220913
ジャンリュック・ゴダール没 91歳

20220925
石井いさみ没 80歳

20220929
山脇百合子没 80歳

221007
一柳慧没 89歳

20221008
『Utopia』宮川あゆこ IRORIMURA petit hall
『再生—紙の上で再生する—』川崎菜都 イロリムラ cref

『遠くから聞こえる 林千絵 しおさい日記展』
ワイアートギャラリー

『移転開廊記念展 八田豊展』 LADS GALLERY
『毒消草の夢』 渡邊耕一 The THird Gallery Aya

20221015
『現代アート公募展 assembly』ジョブ・スペース・ラボ

20221022
『琥珀の刻』山本直樹 +1art
『そうだけど、そうじゃない』前田あかね +2

『創立118年 第93回 2022 浪展』
大阪府立江之子島文化芸術創造センター

『READ』藤本由紀夫 サイギャラリー
『N/A』楢橋朝子 ビジュアルアーツギャラリー

221029
『言葉のように—イトナミ』松田彰 LADS GALLERY

『ファンタスマゴリー ザ・ゴーストショー』
二階健監督 シネ・リーブル梅田



虚空画廊に『忘箱3』


この春から始まった戦争に精神の危機を感じて
P. ヴァレリーの
『精神の危機 他十五篇』恒川邦夫訳 岩波文庫

屋根裏部屋から降ろしてきて
寝落ち読書で再読すれば
今起きていることを予言しているようで
ヴァレリーすげえ

思って寝たが
翌朝起きて思いなおした

第一次世界大戦後にヴァレリーが
指摘した問題が
第二次世界大戦を経た今日に至っても
解決されていない

いうだけのこと

結局

あまた賢人哲人仏陀預言者救世主に
殺すなかれと言われても
殺し合わずにいられない私たち

私の脳内ライブハウスでは
知久寿焼が 『セシウムと少女』を
エンドレスで歌い続けています


巡礼記 202205-202207

20220405追記
白川義員没 87歳

20220514
『スージーQ』
リーアム・ファーメイジャー監督
シネ・リーブル梅田

20220524
『創造力』菊池和晃 +1art
『居座るイメージが』六根由里香 +2
『喜多敏郎展』 LADS GALLERY
『山頭火』宮田裕介 CANON GALLERY
『地図』川田喜久治 The Third Gallery Aya

20220528
『日本の鳥の巣と卵427∼小海途銀次郎鳥の巣コレクションのすべて∼』
大阪市立自然史博物館

20220601
田沼武能没 93歳

20220604
『ひとへの眼差し』Gallery Kai

220618
『soft hope』+1art

20220619
『シン・ウルトラマン』樋口真嗣監督 イオンシネマ四條畷

20220623
渡辺宙明没 96歳

20220625
『大阪写真月間2022 写真家100人の一坪展』
αプラザ(大阪)ギャラリースペース

20220627
中野昭慶没 86歳

220716
『遥遥』鈴木郁子 gallery176
『Ukraine キーウ国立バレエ学校』北川幸三 galerie SPUR



虚空画廊に『眠り男の散歩1』


映画を見ました

男の子はお風呂で
息を止めて潜る練習をします
水中で目を開けて
お父さんが腕につけた時計を見ながら
潜ります

お父さんは潜水艦の乗組員で
近海で行われる演習のために
出港する巨大な潜水艦を
男の子は丘の上から見送ります

短い楽な任務のはずでしたが
映画に出てくる潜水艦の航海は
地獄のように恐ろしいものと決まっています

映画は
20年ほど前に実際に起きた
潜水艦の沈没事故を描きます



男の子はどんな大人になっているでしょう

潜水艦の事故の知らせを聞いても
休暇先から戻らなかった大統領が
いまだに政権についている国で

「ほんとうのことをおしえて!」と
叫んだおばあさんの首に
背後から誰かが注射器を突きさす国で

大人になった男の子は

今も
お父さんの腕時計を見ながら

生きるために息を止める練習


続けているのでしょうか


巡礼記 202203-202204

20220227追記
竹内敏信没 78歳

20220308
鈴木勲没 89歳

20220314
宝田明没 87歳

20220319
『狂転体展』 +1art
『小池結衣メゾチント展』 ワイアートギャラリー

20220407
中川イサト没 75歳

20220409
『おとだま』 今井祝雄 +1art
『甘口の太陽』 聞一鮪 村上ルミ +2
『Angelico ー天使論 伊豫田晃一・豊永侑希ふたり展』
ワイアートギャラリー

20220416
『潜水艦クルスクの生存者たち』
トマス・ヴィンターベア監督
シネ・リーブル梅田

20220423
『ーCRACKSー謝敷ゆうり展』 神戸本町歩歩琳堂画廊



虚空画廊に『よりみち』


毎年二月には 地元のアマチュア吹奏楽団の
定期演奏会を聴きに行っていました

この楽団は
三年前までの演奏会では毎回
開演5分前のベルが鳴った後に
降ろしたままの緞帳の向こうで
J.スゥエアリンジェンの
『ロマネスク』を演奏していました

毎年聴いているうちに
この曲を聴くことが私の春迎えの儀式になって
ようやく冬を乗り切った安堵感から
何やら泣きそうになるのでした

ところが一昨年の演奏会では
違う曲が一曲目だったので
ちょっと調子が狂った春になり
さらに去年は疫病の流行で
会場の市民ホールが閉鎖され
公演中止になりました

「今年はやります」という案内状を貰ったので
『ロマネスク』が聞けるかどうかはともかく
生の音楽に浸り春を迎えたいと思っていたのですが
疫病の流行甚だしき折から演奏会は如何なものかと
同居する彼女たちに反対されて
行くのを諦めたのでした

そんなわけで

私にはまだ春が来ていないのです


20220205
『二つの傾斜地で 空堀と竜ケ迫』 井上明彦 +1art +2

20220209
とりいかずよし没 75歳

230220217
松鶴家千とせ没 84歳

20220219
『右や左に見えるもの』 村井啓哲×ニシジマ・アツシ +1art



虚空画廊に『いきかえり2020』


ボイサーが亡くなったという報道に接して
ギャバンのことが気になったのです

病気の母親と暮らすために
故郷の松山に帰って
後輩を育成していると
ずいぶん前に新聞記事で見たのですが
その後どうしているのかと
気になってインターネットで調べたら
数年前に倒れて療養・リハビリ中だというではありませんか

「せらびじゃのう」と
呟かずにはいられませんでした


巡礼記 202108-202112

20210804
神宮輝夫没89歳

20210819
千葉真一没82歳

20210821
二瓶正也没80歳

20210824
チャーリー・ワッツ没80歳

20210906
ジャンポール・ベルモンド没88歳

20210920
『展喫茶ホワイトホール 黒田麻紗子注文式展覧会』 GALLERY wks.

20211009
『空気をつかまえる』 浮川秀信 +1art

211023
『第92回 浪展』 浪華写真倶楽部 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
『ニノ・カルミゼ展』 LADS GALLERY
『中村ちとせ展』 LADS GALLERY

20211103
『CON・CERT walking from +1art to +2』 +1art
『水と夢』 中西圭子 LADS GALLERY
『Quiet circus』 山本恵 LADS GALLERY

20211113
『木津川アート2021』 チームびゅ 他 木津川市瓶原地区 他

20211120
『肉体と魂 共生のリズム』 亀井美千代・謝敷ゆうり ワイアートギャラリー

20211207
丸谷明夫没76歳

20211211
『10年後∼』 +1art
『傾聴』 増田健二 Gallery H_identity



虚空画廊に『ヤマムラさんにもらった印画紙にプリントした街の続き(その3)』


ヤマムラさんに大キャビネ印画紙を頂いたのは
2007年10月20日のことでした

写真展「小さな旅のモノローグ 丹波路」を
京都のギャラリー・DTOへ見に行くと
メーカーの人がヤマムラさんに挨拶に来て
手土産に印画紙を三箱置いていかれたのです
僕が帰る時にヤマムラさんが
「僕は使いませんから良かったらムカイさん使って下さい」
と持たせてくださったのです

その印画紙にプリントした写真は
ヤマムラさんが亡くなるまでに
何点か見ていただくことができました

私は
ヤマムラさんの他にも
いろいろな方からいろいろなものを頂いて
写真を続けています

考えてみれば
もともと写真とは被写体様をコピーさせて頂く
「ものもらい行為」なのでした


巡礼記 202105~202108

210508
カーティス・フラー没 88歳

210514
河合雅雄没 97歳

210618
若山弦蔵没 88歳

210621
原信夫没 94歳

210622
李麗仙没 79歳

210630
金子隆一没 73歳

210706
前田米造没 85歳

210714
クリスチャン・ボルタンスキー没 76歳

210801
『三沢・八戸』 鈴木郁子 gallery 176



虚空画廊に『物質と光2011』


毎晩夢を見るのだが
目が覚めた途端に忘れてしまう

3月14日の朝
彼女たちへのお返しのことを思い出して
カメラを首からぶら下げて
写真を撮りつつ散歩がてら
用足しに出て
ついでに本屋も覗いたら
岩波文庫の棚の前で
永井荷風に呼び止められて
ちょっと立ち話し

『…その日その日を送るに
なりたけ世間へ顔をださず
金を使わず
相手を要せず
自分一人で勝手に呑気にくらす方法をと
色々考案した結果の一ツが
市中のぶらぶら歩きとなった…』

という
彼の話に共感を覚えて
お金を払って連れて帰った
『荷風随筆集 日和下駄 他十六篇』

ときおり眠る前に一篇づつ読んで
街を彷徨う夢を見る


巡礼記 202104

210403
『踊る心/考える耳』 今井祝雄・中川裕貴 +1art

210404
中野稔没 82歳

210410
『あとさき』 鈴木郁子 gallery 176

210423
ミルバ没 81歳

210424
菊池俊輔没 89歳



虚空画廊に『ヤマムラさんにもらった印画紙にプリントした街の続き(その2)』


一月は
案内状を頂いていた展覧会も
いくつかあったのですが
ずっと家に引きこもっていました
そして

R.MUTTO氏が
1917年に
ニューヨークで開かれたアンデパンダン展に出品した
便器
のことをボンヤリ考えたりしていました

二月三月は少しづつ
カメラを首からぶら下げて
歩いているのですが

早々と
桜が咲きだしたものですから
脳内ライブハウスで豐田勇造が
『走れアルマジロ』を
エンドレスで歌いだして
ちょっと困っています


巡礼記 202012—202103

201231
あがた森魚引退を否定 栗コーダーカルテット 「栗屋敷」

210101
福本清三没 77歳

210129
ヒルトン・バレンタイン没 77歳

210209
チック・コリア没 79歳

210211
『隣人の生活』 佐藤雄飛 +1art
『表象の縫い目』 中森碧 +2
木口木版画の現在 木口木版だからできることがある 6人の作品展』
齋藤修・齋藤僚太・二階武宏・林千絵・松岡淳・若月陽子
ワイアートギャラリー

210227
『紙の形態学』 田中広幸・GUP-py +1art
『内傷』 村﨑可奈子 +2

210306
『Möbius loop』 谷内春子 +1art
『空白と点り』 髙畑紗衣 +2

210315
大塚康生没 89歳



虚空画廊に『忘箱2』


夏休みのラジオ体操に行ったことがありません
六年生の時だけはラジオを持っていき
ハンコを押す係をやらなくてはならず
いやいやながら早起きしましたが
幼稚園に通っていた頃から
五年生の時までは
ラジオ体操に全く行ったことがありません
地域の秋祭りでお神輿を担いだこともありません
こどもの頃から
集団行動は極力しないようにしています
家の中でじっとしているのは
得意です


巡礼記 202011—202012

201128
デビッド・ブラウズ没 85歳

201205
宅八郎死亡の報道 57歳(8月11日没)

201227
『水と夢』中西圭子 LADS GALLERY



『コニシ先輩から借りっぱなしのレンズを
ヨコヤマにもらったカメラに付けて撮り
ヤマムラさんにもらった印画紙にプリントした街の続き(その1)』


それは私が
一六タルトをたべても
立ち直れないほどに打ちのめされていた
ある夕方のこと
ぼんやりと寝転んでいた私の耳に
つけっぱなしにしていたテレビからこんな言葉が聞こえてきました

「生きているのは面倒だ だけど死ぬのも面倒だ」

驚いて画面を見ると
小さな部屋の中でちゃぶ台の向こうに座った男が
抱えていたギターをベロンと鳴らしました
私は真理に気付いて裸で外に飛び出したギリシャ人のような気持ちになり
沈んでいた心が軽くなりました

私が日々感じる苦しみはそもそも人生が面倒なものだからだと
彼は言ったのです
さらにそこから脱出することもそこに止まるのと同様に面倒なことなのだと
彼は言うのです

それは殺虫剤かなにかのコマーシャルだったようです
私に真実の言葉を語った男は
高田渡だったような気がするのですが一瞬のことで確信はありません
そのコマーシャルを見たのはその一度だけだったのです

生きることを面倒だと感じたことがない誰かが
生き死にのことを面倒だとはケシカラン! と
公共広告機構にねじ込んだのだろうと
私は思っています

あるいは
すべては面倒な人生に疲れた私が見た幻覚だったのかもしれません


巡礼記 202010

201017
『time line』 中島麦
+1art

201019
鬼海弘雄没 75歳

201023
あがた森魚 引退宣言

201031
『2020 FOUR』 和泉希洋志・竹村延和・ニシジマ・アツシ・村井啓哲
+1art


『いきかえり2019』


前回は
六時屋タルトの思い出でしたが
今回は一六タルトのことをお話しします

学生だった私が
夏休みに帰省して
朝早く関西汽船で高浜港に着き
伊予鉄電車を乗り継いで
家に帰って居間のテレビをつけると
画面に伊丹十三が現れて
私に言いました

「もんたかや・・・まあ一六タルトでもお上がりや・・・
ほて、成績はどうじゃったんぞ・・・
どげかや! 
ほら、おまえがのふぞうなけんよ・・・
つばえてぎりおったんじゃろう・・・」

いきなり図星を突かれた私の驚きが
いかばかりであったかお解りでしょうか・・・
その一六タルトのCM出演から暫くして
伊丹十三は一六本舗の出資を得て
映画『お葬式』を制作したのでした

それから長い年月が過ぎ
私は何度も「またどげになってしもたがや」と
おもうようなことがありました
その度に
私の頭の奥にある
あの夏の田舎の居間にある
テレビのブラウン管に伊丹十三が現れて言うのです

「どげかや! ざんねんなのう・・・ざんねんからげるぞよ・・・
まあ せーだして一六タルトでも食べることよ・・・」


巡礼記 202008~202009

200829
『光っているものたち』 山本恵 LADS GALLERY

200912
『肉体とフィラメント、共生のリズム謝敷ゆうり展』 ワイアートギャラリー

200923
ジュリエット・グレコ没 93歳


虚空画廊に『忘箱 1』


早く起きてしまった休日
ラジオをつけると
能楽をやっていて
聴くともなく聴いていたら
サテコソシナノナル
という言葉が耳に引っ掛かりました

それは
半世紀以上も昔に
私が
テレビで見ていた
六時屋タルトのコマーシャルで
松山城の石垣をバックに
上下姿の眼鏡の老人が
扇をかざしてうたっていた言葉でした
その謡に続けて
彼は
針ハマッスグ正直ニ!日ノ本名代ノコノたると
と宣伝文句を唱えます

長い時を経て私は
それが謡曲『杜若』の一節である事を知ったのです
六時屋のこともコマーシャルのことも
すっかり記憶の奥底に仕舞い込まれていたのですが
さてこそ信濃なる
という子供の私には意味すらわからなかった言葉が
忘れ箱を開ける
鍵だったのです


在宅記・巡礼記 202006~202007

200601
アサヒカメラ休刊を発表

200606
『謝敷ゆうり小作品集展示販売』 歩歩琳堂画廊

200620
『喜多敏郎展』 LADS GALLERY

200624
オリンパス カメラ事業売却を発表

200712
『中納音楽総合教室 第54回演奏会』 サーティホール 多目的小ホール


虚空画廊に『物質と光 10』


ピーター・ビアードが
亡くなりました
彼は
死んだ象の写真で
有名な人ですが
膨大なコラージュ日記を
作り続けた
人でもありました
火事で20年分の日記を失って後も
また 新たに
日記を作り続けました
その
偏執的な記録者が
最期は
認知症で
彷徨いの果てに
公園で死んでいたという新聞記事を読み
私は
昔見た大林宣彦の「四月の魚」に出てきた
南の島の酋長の口癖を思い出し
「せらびじゃのう」

ひとりごちました


在宅記 202003~202005

200329 レコード:RCサクセション『最強』
     CD:ルイージ・ノーノ『進まなければならない、夢見ながら』 あがた森魚『べいびぃろん』
     本:別役実『けものづくし』再読

200404 レコード:ドリーム・アカデミー『THE DREAM ACADEMY』 ステファン・グラッペリ『AT THE WINERY』
     本:別役実『けものづくし』続き

200405 レコード:アンテナ『愛にエスポワール』
     本:別役実『けものづくし』読了

200411 本:サン=テグジュベリ『星の王子さま』拾い読み フランシス・ポンジュ『物の味方』再読
     テレビ:『柳生一族の陰謀』(ドラマ版)
私は大昔萬屋錦之介の映画を見ているが、初めて見た彼女たちはラストの展開に驚愕これは本当の話かというので勿論本当だ夢ではない実はこの後眼鏡をかけた老旗本が魚屋の半切桶を籠にして登城するとお騒ぎあるなおのおのがたこんな事もあろうかとこのおいぼれが秘策にて柳生殿が抱えしその首は替え玉の魚屋太助のものその証拠には胴体を改めよさればその腕に一心如鏡の彫物が御座る本物の家光公は太助と入れ替わり魚河岸にて魚屋に身を窶してござれば世はなべて事もなしとその場を収めて呵呵大笑したのであったと彼女たちに教えてやった

200412 本:『物の味方』

200418 CD:レイ・ブライアント『アローン・アット・モントルー』 板橋文夫『WATARASE』『To Be』 コダーイ『無伴奏チェロソナタOp.8他』
     ネット配信:大林宣彦監督『金田一耕助の冒険』

200419 ピーター・ビアード死亡確認82歳
     ネット配信:市川崑監督『犬神家の一族』
     本:『物の味方』続き

200425 CD:『ジェーン・バーキン ベスト』 シャルロット・ゲンズブール『IRM』 マイルス・デイヴィス『クールの誕生』 クシシュトフ・ペンデレツキ『チェロと管弦楽のための作品集』
     本:『物の味方』続き

200426 レコード:RCサクセション『最強』
     本:『物の味方』続き

200429 庭でデジタルカメラキヤノンA495を落とし破損
     本:ダンテ・アリギエリ『神曲(下)天堂』続き 『物の味方』続き

200430 彼女たちのネット通販に便乗して新しいデジタルカメラを発注
     CD:カルメン・マキ『Night Stalker』
       本:ダンテ・アリギエリ『神曲(下)天堂』続き 『物の味方』続き

200501 CD:ルイージ・ノーノ『進まなければならない、夢見ながら』 あがた森魚『永遠の遠国』 ステファン・グラッペリ『五月のミル オリジナル・サウンドトラック』
     本:『神曲(下)天堂』続き 『物の味方』続き 中西圭子『Paper Leaves vol.2』再読

200502 CD:遊佐未森『水色』 大瀧詠一『アーリー大瀧詠一』 パブロ・カザルス『バッハ無伴奏チェロ曲集』 G-CLEF 『Kiss to fence』 オリヴィエ・メシアン『世の終わりのための四重奏曲』

200503 新しいデジタルカメラが届く
     CD:はっぴいえんど『風街ろまん』
     本:秋山真之『海軍基本戦術』

200504 テレビ:ネット配信でドラマ版『八つ墓村』
     本:『海軍基本戦術』

200505 本:『海軍基本戦術』

200506 CD:福田新一『イン・メモリアム~武満徹ギター作品集』 マイルス・デイヴィス『死刑台のエレベーター』 福間洸太朗『武満徹ピアノ作品集』
     本:『海軍基本戦術』

200509 レコード:クイーン『華麗なるレース』 カルメン・マキ&OZ『GATHERING』 太田蛍一『人外大魔境』
     本:『海軍基本戦術』

200510 レコード:カルメン・マキ&OZ『GATHERING』
       CD:『アーリー大瀧詠一』『KINGS OF BLUES・ROBERT JOHNSON』

200516 CD:『進まなければならない、夢見ながら』
     レコード:『華麗なるレース』

200517 CD:あがた森魚『乗物図鑑』 『ボッケリーニ・チェロ協奏曲全集 第1集』

200523 虚空研究所更新準備
     CD:原田知世『カコ』
     買い物に出かけた彼女たちが本屋で『デカメロン』上下巻見つけて買ってくる

200524 CD:小川美潮『ウレシイノモト』 遊佐未森『水色』 カルメン・マキ『Night Stalker』
     レコード:ブルース・スプリングスティーン『NEBRASKA』

200530 隣家に営巣していた椋鳥の巣立ちの日 あわよくばおこぼれに預かろうと鴉や猫もやってきて大騒ぎ

200531 CD:『THE BEST OF SATIE』『武満徹ピアノ作品集』
     本:澤瀉久敬『アンリ・ベルクソン』『海軍基本戦術』


虚空画廊に『かえりみち』



もともと引きこもり体質なので春の連休自宅待機はゼンゼン苦になりません
もともと何もしたくない人間なので退屈もヘーキです
越境パチンコやリモート飲み会なんかする人の気が知れません
カミュの『ペスト』が売れているらしいが
こんな場合は
ボッカチオの『デカメロン』読むべき

本屋も図書館も開いてないので
ネットで買ってくれ

同居人に頼みました

どこを探しても
1巻が売り切れとのこと
仕方がないので
屋根裏の本棚
から
『百鬼園随筆』下ろして
『虎列刺』

読みました


巡礼記 202001~202003
200102 『去年マリエンバートで』 アラン・レネ監督 シネ・リーブル梅田
     上原正三没82歳
200111 『美の女神2020』 ワイアートギャラリー
     『アトリエ凹凸 凹凸初春展2020』 芝田町画廊
200119 奈良原一高没88歳
200125 『千の光化』 川崎ヒロ子・多羅信綱 +1art
    『没後900日・透視 高松ヨク展』 ワイアートギャラリー
200201 『新春シークレットセレクション』 乙画廊
     『APPERANCE』 兼子裕子 The Third gallery Aya
     『ふたつの時-再考・「図の像」-』 柏原えつとむ サイギャラリー
     『JAPAN IN DER DDR 東ドイツにみつけた三軒の日本の家』 飯沼珠実 大阪ニコンサロン
     『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』 テリー・ギリアム監督 大阪ステーションシネマ
200205 カークダグラス没103歳
200206 マッコイ・タイナー没81歳
200208 『異界旅行「月光狂逍遥」』 長野順子 ワイアートギャラリー
200216 『16th Sweet Concert』 大東ウインドオーケストラ サーティホール
     『第2回 駄カメラ展』 solaris
200227 倉田精二没74歳
200222 『TIMES』 笹岡敬 +1art +2
     『the Presence/移ろいと虚ろい』 野嶋革 ワイアートギャラリー
     『夢見るギニョール展 vol 3』 ギニョール
200229 55ステーション ダイエー四条畷店 閉店
200303 別役実没82歳
200307 『ほぼフィルム写真展』 FUN イロリムラ
     『絶望する自由』 小池結衣 ワイアートギャラリー
200321 『作家も見る-偏在と遍在』 西野彩花・福田真知 +1art
     『p/s/b/p』 佐藤雄飛 +2gallery
      宮城まり子没93歳
200329 クシシュトフ・ペンデレツキ没86歳
200403 秋山祐徳太子没85歳

200410 大林宣彦没82歳
200415 リー・コニッツ没92歳
200419 ピーター・ビアード死亡確認82歳


巡礼記 201907~2019012

190906 ジンジャー・ベイカー没80歳
190907 『小さな声のする方へ』 山本恵 LADS GALLERY
      『TIBET』 有元伸也 ビジュアルアーツギャラリー
      『被爆 ヒロシマ・ナガサキ』 江成常夫 ニコンプラザ大阪THE GALLERY
      『公園遊具』 木藤富士夫 大阪ニコンサロン
      『海人三郎』 西野嘉憲 CANON GALLERY
190909 ロバート・フランク没94歳
190914 『第17回 けんとくらぶ写真展』 Gallery・DOT
      『忙しい人のための「悪魔のいけにえ」』 友沢ミミヨ トランスポップギャラリー
190915 『四条畷吹奏楽団 第38回定期演奏会』 四条畷市市民総合センター市民ホール
190918 『写真展放散虫 小さなふしぎな生き物の形』 富士フィルムフォトサロン大阪
190922 『人の心に土足で踏み込むな』 前田香奈 FIGYA
191007 和田誠没83歳
191012 『間』 ミコワイ・ポリンスキ ダニエル・コニウシュ +1art
      『中村ちとせ銅版画展』 LADS GALLERY
191013 吾妻ひでお没69歳
191014 『異種交配』 坂東正沙子 gallery 176
      『TS Club 2019 第8回写真展』 ラボ京都ギャラリー
191019 『ふたりのマニエリスト 建石修志・中嶋清八』 ワイアートギャラリー
      『生誕100年記念 三木淳写真展』 ニコンプラザ大阪THE GALLERY
      『A RED HAT 赤い帽子』 髙橋健太郎 大阪ニコンサロン
      『暦川』 公文健太郎 CANON GALLERY
      『重なりと作用』 東恩納裕一 神山靖弘 The THird Gallery Aya
      『Precipitation―析出する光―』 芳木麻里絵 サイギャラリー
      『浪展』 浪速写真倶楽部 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
      『鍵の向こうで』 増田健二 大阪府立江之子島文化芸術創造センター
191027 『IRIS』 越野亮介 VACUUM GALLERY
      『Reconstruction』 鈴木郁子 gallery176
191102 『点空』 加藤可奈衛 田口伸子 +1art
      『Small Talk』 辻中育子 Gallery・DOT
191102 マリー・ラフォレ没80歳
191109 『学園前アートフェスタ2019』 成田直子 あわ屋ほか 近鉄学園前駅周辺
      『聖域の美―中世寺社境内の風景―』 大和文華館
191107 『謝敷ゆうり展』 歩歩琳堂画廊
191123 『虹下の対話』 倉貫徹 高橋巧樹 +1art
      『卵中』 上野王香 ブルームギャラリー
191128 矢島信男没91歳
191207 『小さいわたしたち who are we ?』 +1art
      『林千絵 Art Chronicle 展』 ワイアートギャラリー
      『クリスマス&ワインコンサート』 オカリナデュオ 揺 サーティホール
191214 アンナ・カリーナ没79歳
191215 『How are you PHOTOGRAPHY?』 ギャラリーマロニエ
      『西川和利フォトグラフィーデザイン作品展2020年写真ひめくりカレンダーVOL.21』 Gallery・DOT

191221 『青い闇』 小谷泰子 The THird gallery Aya 
      『逆流性食道炎』 カワトウ gallery Main
      『京都写真展』 京都写真クラブ ギャラリーマロニエ
      『How are you PHOTOGRAPHY?』 同時代ギャラリー
      『今村直美展』 同時代ギャラリーbis
      『柔らかい玻璃』 森馨×衣(hatori) アスタルテ書房